【紀子さまの学校訪問ファッション】控えめなジュエリー使いが光る、シックでエレガントなコーデ3選|STORY
母子保健推進のために、全国各地で「愛育班員」と呼ばれるメンバーが、子育て支援や高齢者の見守りに取り組んでいる社会福祉法人恩賜財団母子愛育会の総裁を務められ、全国の子供たちの希望へとつながる活動を積極的に行われてきた紀子さま。お優しい眼差しで子供たちと交流される際は、ジュエリーは控えめに、お召し物はシックなお色を選ばれ、過度な緊張を与えないご配慮が感じられます。今回は、紀子さまの学校訪問のご公務をプレイバック。どんなシーンでも気品溢れる着こなしを紹介します。 【写真あり】紀子さまの洗練された学校訪問スタイル
STORY世代も真似したくなる! シックな“全身ネイビー”パンツスーツ
2007年2月。筑波大学附属聾学校ご訪問に際して。(C)時事 学生時代から手話を学ばれ、日本語以外にも英語とインドネシア語の手話がご堪能な紀子さま。この日も、学校に通う生徒たちと手話を交えながら交流されたご様子。子供たちとの交流を考えてか、紀子さまには珍しい、シックなネイビーのパンツスーツにはパールの一連のネックレスで品格溢れるアクセントを。ともすると地味に見えてしまうネイビーのパンツスーツですが、ジュエリー使いでさり気ない華を演出する、STORY世代も見習いたいテクニックです。
色のトーンがポイント! 品と可愛らしさを兼ね備えた、柄物の取り入れ方
2016年5月。イタリア・ミラノの日本人学校訪問に際して。 写真:Splash/アフロ ファッションの国イタリア・ミラノらしい華やかな花柄ですが、色味はベージュをベースにシックに抑え、小物のバッグやパンプスも同系色で統一されている紀子さまの装い。大きい花柄ではなく、ピンクを交えたさり気なく甘い小花柄が、紀子さまの優しく柔らかい雰囲気とマッチしています。
丸みがプラスされたノーカラージャケットなら、より柔らかな印象に
2017年5月。北海道手稲養護学校への視察に際して。(C)時事 紀子さまのご公務での定番ともいえる、ノーカラーのジャケットとスカートのスーツを、この日は涼やかでクリーンなクリームイエローを選ばれて。衿元に沿うパールのネックレスに小さめのパールのイヤリングと、ジュエリーは控えめにされている分、ジャケットのやや大きめのボタンをポイントにされています。子供たちとの交流時にも、紀子さまのエレガントで柔らかな明るい雰囲気が引き立ちます。 文/味澤彩子