イ・セヨン、新ドラマ「モーテル・カリフォルニア」作品の魅力を語る“きっと癒される”
俳優のイ・セヨンが、インタビューを通じてMBC新金土ドラマ「モーテル・カリフォルニア」の注目ポイントを直接伝えた。 韓国で来年1月10日より放送がスタートするMBC新金土ドラマ「モーテル・カリフォルニア」(脚本:イ・ソユン、演出:キム・ヒョンミン、イ・ジェジン)は、田舎のモーテルを背景に、モーテルで生まれてモーテルで育ったヒロインが、12年前に逃げ出した故郷で初恋の人と再会することで経験する、紆余曲折の初恋リモデリングロマンスドラマだ。2019年に出版された作家シム・ユンソの小説「ホーム、ビターホーム」を原作とし、「赤い袖先」「烈女パク氏契約結婚伝」でMBCの興行無敗記録を達成。信じて見るロマンス職人として地位を固めたイ・セヨン(チ・ガンヒ役)と、「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」「私の夫と結婚して」などでファンの心を掴んだナ・イヌ(チョン・ヨンス役)が、23年間にわたり過去を持つ初恋カップルとして出会い、期待を集めている。 イ・セヨンは、田舎のモーテルが自宅という特殊な生まれと、ハーフという出生により厳しい人生を生きてきたインテリアデザイナーのチ・ガンヒ役に扮し、イメージチェンジを図る。 彼女は、同作に出演した理由について「原作の小説を読んで『演じながら、日常の中で癒しを生み出せるかも』と思った。そして子供時代から、自分自身を否定していたガンヒに会いたかった」と伝えた。また、本人のロマンスヒット作である「赤い袖先」「烈女パク氏契約結婚伝」「愛のあとにくるもの」と比べ、同作だけの魅力を明かした。イ・セヨンは「自分の話を聞いてくれる人が、世界に一人しかいなくても生きていけるというメッセージが込められている。その一人であるヨンスと作っていく初恋リモデリングロマンスがこの作品の魅力だ」と伝え、2025年の始まりに感動的な癒しを届ける同作への期待を高めた。 彼女は「ガンヒはまさに強強弱弱で意地っ張りだ。自分の主観がはっきりしていて諦めない。でも実は、弱い一面を持っているという点が、彼女が持つ魅力だと思う」と話した。また「ガンヒがハーフだから、見た目に気を遣わなければならない部分があった。そのため、カラーコンタクトをつけて、髪も染めて、パーマもかけた。衣装もガンヒというキャラクターに合わせて、何着も用意して撮影している」と伝え、これまで上品で清楚な魅力をアピールしてきた彼女の新たな姿を期待させる。 イ・セヨンは劇中、23年間の初恋ストーリーを共有する、ヨンス役を演じるナ・イヌについても触れた。彼女は「ガンヒが考えるヨンスの魅力は善良な性格と優しい眼差し、まっすぐな志」とし、「ナ・イヌさんは、落ち着いていて大人しい一面がある。そして、優しくて愉快な性格だから、現場でいつも中心にいる。そのおかげで楽しく撮影している」と伝え、二人が披露するケミストリー(相手との相性)への関心を高めた。 また劇中、父娘関係として息を合わせているチェ・ミンス(チ・チュンピル役)に対しても愛情を示した。劇中、ガンヒは父親のことを「チュンピルさん」と呼んで、それぞれの人生を生きていく姿を見せるなど、一風変わった父娘のケミストリーを予告している。これにイ・セヨンは「ガンヒが父親を拒否する立場だから、少し残念だと思っている。だけど、息を合わせて現場で演じる、という事実だけでも幸せだ。本物の父と娘のように仲良く過ごしている」と伝えた。 最後に、前作「赤い袖先」を通じて人間水墨淡彩画という修飾語で注目を集めたイ・セヨンは、同作を通じて「常に、演技が気になる女優と呼ばれたい」という願いを伝えた。また「同作の注目ポイントとして、日常の話と癒しを挙げたい。完璧ではないキャラクターたちが、最終的にお互いを支え合い、乗り越えて、悲しんで、喜ぶ姿を見て、その姿にきっと癒されることができると信じている」と明かした。イメージチェンジを予告する彼女が届ける、癒しに溢れた同作の初放送に早くも期待が高まっている。 「モーテル・カリフォルニア」は、韓国で2025年1月10日午後9時50分より放送が開始される。
パク・ソヨン