職員自殺訴訟 市が控訴断念 5800万円の賠償確定 遺族に謝罪と弔意を伝える意向 甲府市
テレビ山梨
甲府市は4年前に市の職員が自殺したことをめぐる訴訟で市におよそ5800万円の賠償を命じた判決を受け入れることになりました。 【写真を見る】職員自殺訴訟 市が控訴断念 5800万円の賠償確定 遺族に謝罪と弔意を伝える意向 甲府市 甲府市の職員だった向山敦治さん当時42歳が市役所で自ら命を経ったことをめぐる裁判で、甲府地裁は10月、長時間労働と自殺の因果関係を認め、市におよそ5800万円の賠償金の支払いを命じる判決を言い渡しました。 樋口雄一甲府市長は8日の定例会見で控訴を断念したことを明らかにしました。 理由には控訴費用を盛り込んだ議案を市議会が反対多数で否決したことをあげ、遺族に対し速やかに賠償金を支払うとともに改めて謝罪と弔意を伝える考えを示しました。 また甲府市は2020年度の臨時交付金による消毒液の購入費用など、およそ5000万円が会計検査院から過大受給だと指摘され、返還する方針です。
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