BE:FIRSTが目指す「未来のためになる世界進出」
世界進出のもつ意味や楽しみ、モチベーション
──「世界進出」は特に大きなキーワードだと思います。メンバーにとっての世界進出のもつ意味や楽しみ、モチベーションは。 SOTA:「確実に未来のためになる世界進出」がしたい。BE:FIRSTだけが世界で有名になっても、今後の日本の音楽シーンの発展にはつながりません。僕は幼少期から米国チャートを聴いてダンスをしていました。一方、さまざまな国でトップになったアーティストでさえ、日本のチャートに入っていないし、同級生は彼ら彼女らの曲を知らないということが多かった。僕は多くの人に、音楽を好きになってほしい。そのうえで自分の好きなジャンルを見つけてほしい。それに出合うためには、まずは、母国語でいちばん刺さるような身近なリリックと、身近なアーティストがつくる音楽からじゃないとその先にはいけないと思う。 だから、「日本の音楽って今、すごく盛り上がっているよ。その火付け役はBE:FIRSTだよ」という「日本の顔のようなアーティスト」になれるのがいちばんいいと思う。決して背中を向けて「世界へ」ではなく、日本を熱くする気持ちをいちばん大事にしたい。 RYUHEI:海外でもこれまで同様、新しい挑戦をしていきたい。そして、日本から生まれたメイド・イン・ジャパンを大切にしているグループという意味で、日本を大事にしつつ、海外の国々に対してリスペクトをもって、「自分たちの国をわかってくれている」ということがしっかり伝わるように僕らが勉強する必要がある。 ──BE:FIRSTをこれから知る人には何を伝えたいですか。 LEO:僕はBE:FIRSTのさまざまな面が好きなので、音楽やメディアを通して好きな点を見つけてもらうでもいいし、名前もわからないままパフォーマンスを見てくれるでもいい。「ここが好きだな」というきっかけがあったら、全部を知ろうとしなくても、ゆっくり僕らのことを知ってもらえたらうれしいです。 ──「30 UNDER 30」という企画です。 RYOKI:30年後も、幸せであったらいいです。それぞれが人生謳歌して、みんなで集まってバーベキューするとかでもいい。50代で体に気をつけながら、「Boom Boom Back」をやるのもいいい。体が動かなければ、マイクだけ持って歌うのもいい。メンバーみんなに出会えたことがいちばん大きいですから。 BE:FIRSTは、Forbes JAPAN 30 UNDER 30のYouTubeに出演。また、8月25日スタートの音声配信番組『3003 -サンゼロゼロサン- 』の#1、#2にもゲスト出演中。 【番組名】:3003 -サンゼロゼロサン- 【配信日時】:毎週日曜22時(アーカイブあり) 【配信先】:Artistspoken, Apple podcast, Spotifyにて完全無料で配信 BE:FIRST◎SKY-HI率いるBMSG所属の、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人組ダンス&ボーカルグループ。2021年にデビュー。
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