【バレー】男子日本代表フィリップ・ブラン監督「アルゼンチンとドイツに勝つことが重要」、石川祐希主将「どのチームも力を持っているので、気は抜けない」 パリ五輪男子組み分け後コメント
パリ五輪男子バレーボール競技予選ラウンドの組み合わせ抽選会が6月26日(水)、ネーションズリーグ2024(VNL)ファイナルラウンド開催地のウッチ(ポーランド)で開催され、C組のシードの日本はアメリカ、アルゼンチン、ドイツと同組になることが決まった。 予選ラウンドの組み合わせ決定方法に基づき、開催国・フランスと、同国を除いたVNL予選ラウンド終了時点のFIVB世界ランキングで1位のポーランド、同2位の日本はシード国として抽選対象とならず、自動的にA、B、C組に振り分けられた。 残る9チームは、同世界ランク3~5位のスロベニア、イタリア、アメリカ、6~8位のブラジル、アルゼンチン、カナダ、9~11位のセルビア、ドイツ、エジプトと3グループに分けられ、グループ内で抽選が行われた。 組み合わせは、以下の通り。なお、予選ラウンドでの対戦順、試合日時は後日決定となり、決まり次第、日本バレーボール協会(JVA)のウェブサイトで発表される。 【A組】 開催国・フランス(7位)、スロベニア(3位)、カナダ(9位)、セルビア(10位) 【B組】 ポーランド(1位)、イタリア(4位)、ブラジル(6位)、エジプト(19位) 【C組】 日本(2位)、アメリカ(5位)、アルゼンチン(8位)、ドイツ(11位) ※( )内はFIVB世界ランキング(2024年6月24日時点)
コメント(JVA公式サイトより)
●バレーボール男子日本代表チーム フィリップ・ブラン監督 オリンピックの予選ラウンドが難しいことは分かっているし、(抽選結果をみて)最悪な相手とも簡単な相手だとも思っていない。とにかくメダルを獲るにはこの対戦国と張り合う必要がある。アルゼンチンとドイツに勝つことが重要になるだろう。(準々決勝以降、簡単な相手はいないが)予選ラウンドを上位通過できれば同ラウンド3位のチームと戦える可能性があるので、アメリカに対しても勝つことができればと思っている。ここ3年、この大会のために準備をしてきた。去年は出場権を得ることが目標だった。そして今年はオリンピックでのメダル獲得という素晴らしい目標にフォーカスしている。目標を達成することはとても難しいことも分かっているが、メダル獲得が我々の夢なのでそれを達成できるように、またコートで選手が活躍できるように背中を押していきたい。
●バレーボール男子日本代表チーム キャプテン・石川祐希選手 決して簡単なグループではない。どのチームも力を持っているので、気は抜けない。ドイツとアルゼンチン、この2チームとの対戦は非常に重要。3位まで(3位のチーム中上位2チーム)は決勝トーナメントに進めるが厳しい戦いになると思う。ドイツはランキングとしては下位であるが、昨年のパリ五輪予選で自力出場を決めている非常に力のあるチームなので、気を引き締めて臨みたい。オリンピックでの目標はメダルを獲得することなので、そこだけを見て練習していく。どの試合も簡単ではないので、毎試合全力でベストパフォーマンスを出せるように戦いたい。