韓国・性搾取の被害児童「13歳以下」が増加…目立つ「チャットアプリによる被害」
【06月13日 KOREA WAVE】韓国で昨年、性搾取被害児童・青少年支援センターの支援を受けた被害者のうち13歳以下が前年比で増加し、低年齢化が進んでいる。チャットアプリを通じた被害が最も多い。女性家族省傘下の韓国女性人権振興院がこのほど、こうした内容を含む報告書を発刊した。 全国17カ所の支援センターは性搾取被害に遭った児童・青少年を早期発見し、救助から一時保護、自立・自活支援をしている。 昨年、支援センターを利用した若者は計952人。前年(862人)比約90人が増えた。女性が942人(98.9%)を占めた。 年齢別では14~16歳が453人(45.7%)で前年(393人・45.6%)に続き最も高い比率を占めた。13歳以下は前年53人から81人に増加し、20代以上は82人から70人に減少した。 支援センターを訪れた経路は、捜査機関が258人(27.1%)で最も多かった。続いて▽青少年支援機関、地域社会福祉館など関連機関178人(18.7%)▽売春防止機関105人(11%)▽本人が直接訪問104人(10.9%)――などだった。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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