常盤通りウオーカブル推進協が管理計画の素案 にぎわい宇部が運営主体に【宇部】
宇部市常盤通りウオーカブル推進協議会(会長・篠﨑圭二市長、11人)の第10回会合は7日、市役所であり、都市再生推進法人のにぎわい宇部(藤村雄志社長)が管理運営主体となり、区域内の維持管理、企画・運営、広報などを行うとする管理運営計画(素案)が初めて示された。 同協議会では、これまでの会合で、区域内の高質かつ持続可能な管理運営には官民連携が不可欠であることを確認しており、「ときわいこっと。」運営の実証を通じて、にぎわい宇部が中間組織として管理運営していくこととしていた。 素案では、維持管理、企画・運営、広報の各活動の具体例が挙げられ、新庁舎2期棟が完成する2025年度は、月1回平日と休日に主催イベントを実施。将来的には、自主事業の収益で市の管理費を軽減していく方向性を示した。今年度中に管理計画の最終案を固めるという。 国土交通省からは、ウオーカブル化する国道190号常盤通りの規格が改めて示された。車道は現況の片側3車線の6車線が維持され、自転車専用レーンの整備は行わない。自転車歩行者道として幅員4㍍、滞在空間となる公園的歩行空間を11・5㍍確保する。