アーセナルやシティでもプレイできる実力者? チェルシーOBが絶賛するギルモアの才能 「彼はサッカーで大きなことを成し遂げるだけの技術を持っている」
今夏にナポリへ移籍
チェルシーやエヴァートンでプレイしたパット・ネヴィン氏はナポリでプレイするMFビリー・ギルモア(23)を絶賛した。 欧州サッカー週末の放送・対戦カードまとめ[11/8・11/9・11/10] 2017年にスコットランドのレンジャーズのアカデミーからチェルシーのアカデミーへと渡ったギルモア。2019-20シーズンにトップチームへ昇格し、デビューも飾ったが、チェルシーで定位置を確保するまでには至らず、2022年夏にブライトンへ移籍を果たした。 そして今シーズンより活躍の地をイタリアに移したギルモアはここまでナポリで公式戦9試合に出場している。加入当初は限られた出場時間だったが、リーグ戦直近4試合はスタメンに名を連ねている。セリエA首位をキープするナポリで奮闘するギルモアだが、パット・ネヴィン氏は同選手はプレミアリーグのトップクラブであっても活躍できるほどのポテンシャルを持っていると考えている。 「私はビリー・ギルモアがチェルシーに加入する前のレンジャーズに所属していた時から彼のことは知っていたが、多くの人は彼が試合を支配したリヴァプールとの試合を最初に思い出すだろう。スコットランド代表や彼がプレイしたすべてのチームで、私は彼をよく見てきた。アーセナルやマンチェスター・シティで彼を中盤の中央に置けば、うまくいくと思う。彼はそこでプレイするのに十分な実力があるし、理にかなっている。彼はサッカーで大きなことを成し遂げるだけの技術を持っている。他のどの選手にも負けないほどボールキープがうまい」(英『Football 365』より) ブライトンでの加入1年目はプレイ時間を確保するのに苦労したギルモアだが、昨シーズンは怪我での離脱期間がありながらも公式戦41試合に出場した。ピッチ上における存在感もシーズンを追うごとに増しており、まだ23歳ということを考えても将来が楽しみな選手の1人だ。 ナポリでも少しずつ出場機会を増やしているギルモアは名将アントニオ・コンテの下でどのような選手へと成長を遂げるのか、楽しみだ。
構成/ザ・ワールド編集部
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