東大前期、女子2割下回る 合格者2993人中582人
東大は10日、2次試験前期日程の合格者2993人をホームページで発表した。女子の割合は昨年の21.8%から2.4ポイント減少して19.4%(582人)となり、2年ぶりに2割を下回った。記者会見した藤垣裕子副学長は「ジェンダーバランスの取れた、多様性のあるキャンパスづくりを目指す」と述べた。 学校推薦型選抜や、海外の高校を卒業した帰国者らが対象の特別入試を合わせた全合格者3130人中の女子の割合は20.6%(646人)で、昨年より2.1ポイント下がった。 前期日程の志願者に占める女子は22.2%だった。