「秋の花粉症」身近な植物ススキにも要注意 衣替えは…“春の花粉”が残っている可能性も
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11日朝の東海地方は、ほとんどの地域でこの秋一番気温が下がりました。この冷え込みで体調管理には注意が必要ですが、秋の花粉症に悩む人も… 【写真を見る】「秋の花粉症」身近な植物ススキにも要注意 衣替えは…“春の花粉”が残っている可能性も 三重県津市のクリニック。9月中旬から花粉症の症状を訴える患者が、例年より2~3割ほど増えているといいます。 (患者) 「今月に入ってから急に症状が出始めた。鼻水と喉の不快感、ちょっと引っかかるような感じ」 花粉の飛散データを長年とっている院長は… (ゆたクリニック 湯田厚司院長) 「ことしは9月くらいから、イネ科の花粉症の人が例年より多い」 ■「最近の気象、空き地が増えている」 院長は秋の花粉飛散のピークは、11月中旬くらいまでになりそうだと予想。その原因は? (湯田院長) 「最近の気象によるものかもしれないし、休耕田などの空き地が増えているのも一つの要因」 花粉の元凶を探しに… (桜沢信司気象予報士) 「庄内川河川敷です。ありますね『ススキ』。これも秋の花粉症の原因の一つです。秋を代表する花の一つ、これも花粉症だなんて嫌ですね~」 秋の花粉症は「ススキ」や「ブタクサ」「ヨモギ」など身近な植物で引き起こされます。「秋の花粉症」の対策は… (湯田院長) 「秋の花粉症がある人は、川辺や雑草が多いところをこの時期に歩くと花粉を浴びやすいので、気をつけていただきたい」 さらに、こんな注意点も… ■「春着た服」に花粉がついているかも (湯田院長) 「屋内で一番注意してほしいのは『衣替え』。スギ花粉がたくさん飛んでいる時に服をしまってしまうと、タンスの中にスギ花粉をためていた可能性がある」 いま衣替えの時期ですが、春に着た服には要注意!付着したままのスギ花粉が春の花粉症に悩む人に影響する恐れがあるのです。 (湯田院長) 「基本的には花粉というのは洗うと全部なくなる。1回洗ってから着てもらえば全く問題ない」
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