【速報】自民党新総裁は石破茂氏「国民を守りたい、地方を守りたい、ルールを守る自民党でありたい」 高市早苗氏は「国葬から2年目の日、いいご報告ができなかった」敗戦の弁
27日に投票が行われている自民党総裁選挙は、高市早苗経済安保担当大臣、小林鷹之前経済安保担当大臣、林芳正官房長官、小泉進次郎元環境大臣、上川陽子外務大臣、加藤勝信元官房長官、河野太郎デジタル大臣、石破茂元幹事長、茂木敏充幹事長9人の候補者が争い、高市早苗氏と石破茂氏が決選投票へ進みました。 高市早苗氏は奈良2区選出で、国会議員票72 党員票109。石破茂氏は鳥取1区選出で国会議員票46 党員票108となりました。 石破氏は演説で、「国民を守りたい、地方を守りたい、ルールを守る自民党でありたい」などと演説し、高市氏は、「女性である私が決選投票に進んだのは、自民党にとっても、日本国にとっても歴史的」などと述べて、両者とも支援を訴えました。
◆石破茂氏が新総裁に
決選投票では、国会議員票368と都道府県連票47、計415票で勝敗が決定します。 石破茂氏は215票 国会議員票189 都道府県連票26 高市早苗氏は194票 国会議員173 都道府県連票21 どちらも石破茂氏が上回り、自民党の新総裁に選出されました。
◆高市氏「国葬から2年目の日。いいご報告ができなかったことを申し訳なく思っています」
敗れた高市早苗氏は、「敗北は私自身の力不足だ、結果を出せずにすみません」と冒頭述べました。また、「これからのことについて今は考えられる状況になく、全力投球で、自分なりにできる努力はしてきた」と話しました。 安倍元総理の墓前などに報告に行く予定はあるのか、と聞かれると高市氏は、「きょうが安倍元総理の国葬儀から2年目の日です。いいご報告ができなかったことを申し訳なく思っています。今後の予定について、申しあげる状況にはありません」と伏せ目がちに述べました。