「ガンニバル」シーズン2、映像初公開! 「そっちが狂ってんなら、こっちも狂うしかねぇんだよ」
柳楽優弥が主演した、ディズニープラスの日本発オリジナルシリーズ「ガンニバル」シーズン2が、2025年3月19日に配信されることが決定。あわせて、ティザー予告編(https://youtu.be/4uKm20fQaJA)とキービジュアルがお披露目された。 【フォトギャラリー】「ガンニバル」シーズン1の場面写真を振り返り 累計発行部数370万部を超える二宮正明氏の同名漫画を実写映像化したヴィレッジサイコスリラー「ガンニバル」。22年12月末に配信がスタートすると、神秘的なロケーション、ミステリアスにして濃密な心理描写、ダイナミックなカメラワークが生むサスペンスとアクションを融合させた映像世界が話題に。衝撃的なストーリー、一度見たら逃れられない強烈な没入感で、SNS上でも大きな盛り上がりを見せ、多くの熱狂的なファンを生み出した。 最終章となるシーズン2では、舞台となる供花村(くげむら)に隠された真実が明らかとなる。狂気じみた一面を見せる主人公の警察官・阿川大悟役の柳楽をはじめ、供花村を支配する後藤家の当主となった後藤恵介役の笠松将、大悟の妻・阿川有希役の吉岡里帆らキャスト陣が続投。さらに、「雨の中の慾情」が第37回東京国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた片山慎三監督、第94回アカデミー国際長編映画賞に輝いた「ドライブ・マイ・カー」で共同脚本を務めた脚本家の大江崇允、同じく「ドライブ・マイ・カー」を手がけたプロデューサーの山本晃久らスタッフ陣も、再び顔をそろえる。 ティザー予告編は、美しい自然に囲まれた供花村に駐在として左遷された大悟が、「人が喰われているらしい」という信じがたい噂を探り始めると、彼と彼の家族の穏やかな日常が一変していくシーズン1のハイライトで始まり、さらにスケールアップしたシーズン2の怒涛の展開もおさめられている。 さらに映像には、供花村の謎を探り続ける大悟の前で巻き起こる、娘・ましろ(志水心音)の菓子箱に入っていた“人の指”、顔を喰われた男“寺山京介”(高杉真宙)、供花村を支配する一族“後藤家”、さらに後藤家が恐れる謎の存在“あの人”など、恐ろしい出来事の数々がちりばめられている。そして、有希とましろが後藤家にさらわれたことを知った大悟は、「お前ら傷つけた奴ら、全員ぶっ殺してやるからな」と、物騒な言葉とは裏腹に落ち着いた口調でふたりに語りかけ、有希すらも絶句するほどに狂気を加速させていくさまが垣間見える。 家族を救うため突き進む大悟に対して、手段を選ばなくなった村人と後藤家の狂気が増幅するなか、ついに大悟の内に潜んでいた狂気が爆発。「そっちが狂ってんなら、こっちも狂うしかねぇんだよ」という言葉をきっかけに、血塗られた激しい銃撃戦が幕を開ける。大悟は呪いを終わらせるため、恵介は後藤家を守るため、有希は家族を守るため――それぞれの思いが錯綜していく。映像では、謎のカギが、後藤家の当主だった後藤銀(倍賞美津子)の過去にあることが示唆される。さらに人々が火を掲げ踊るなか、不気味な存在感を放つ女性の姿も確認でき、心がざわつく仕上がりだ。 キービジュアルでは、大悟の顔に亀裂が入っており、ふたつの対照的な表情と供花村の様子が切り取られている。左半分はシーズン1で、美しい供花村に白装束の人々がたたずんでおり、「この村に、喰われる」というコピーが示す通り、村に飲み込まれそうになる大悟の内なる狂気が垣間見えるデザイン。右半分はシーズン2で、「この村を、喰ってやる」とばかりに、逆に村を飲み込まんと、大悟が狂気を爆発させる姿。背景に写る後藤家には火の手が上がり、群衆たちが歓喜しているようにも見える。 「ガンニバル」シーズン2は、ディズニープラスの「スター」で、25年3月19日に配信。