アジア最高額は? ACLEクラブ最新市場価値ランキング2位。豪華…。圧巻300億超え、サッカー界最強の男も
2024/25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)が開幕した。近年はキャリアの晩年を迎えたベテランだけでなく、これから最盛期を迎える注目の若手選手もアジアのクラブへ移籍するケースもあり、アジアの注目度は急速に高まっている。今回はACLE出場クラブの最新市場価値ランキングを紹介していく。※情報サイト『transfermarkt』が算出した金額を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月23日時点
2位:アル・ナスル(サウジアラビア) 監督:ステファノ・ピオリ 24/25リーグ戦成績:5位 総市場価値:1億9050万ユーロ(約304.8億円) 最高額選手:モハメド・シマカン(市場価値:3500万ユーロ/約56億円) AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場クラブの市場価値ランキングの2位は、総市場価値1億9050万ユーロ(約304.8億円)を記録したサウジアラビアのアル・ナスルだ。 同ランキング3位に入ったアル・アハリ・サウジと同様に、アル・ナスルの陣容も非常に豪華だ。なんと言っても目を引くのは、現代サッカーを代表するレジェンドであるポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド。 39歳と大ベテランの域に達したが、まだまだゴールを約束できる存在であり続けているのは驚異的なことだ。さらに、C・ロナウドと代表チームで同僚のオタヴィオや、スペイン代表としてUEFA EURO 2024(ユーロ2024)を制覇したアイメリク・ラポルテ、リバプール時代に絶対的エースとしてゴールを量産したセネガル代表のサディオ・マネなど、欧州の舞台で輝いたトップスターが在籍している。 アル・ナスルは、エゴの強いスターたちを束ねる指揮官の確保にも余念がない。日本時間9月19日、クラブはステファノ・ピオリ監督の就任を発表。昨季までミランを率いていた58歳の指揮官を迎え入れた。2021/22シーズンにイタリアの名門を11年振りのセリエA優勝へと導いた名将は、自身の指導者キャリアの中で初のアジア挑戦に乗り出した。 日本時間9月21日に行われたサウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部リーグ)第4節のアル・イテファク戦は、イタリア人指揮官にとってのデビュー戦となった。C・ロナウドのPK弾で先制したアル・ナスルは、終始ホームチームを圧倒して3-0と完勝。順位を5位に上げている。2024/25シーズン、ピオリ監督はアジア有数の戦力を有するチームを高みに連れて行くことができるだろうか。
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