金髪アナウンサーはあり?なし?令和におけるTPOとは「慣れの問題」視聴者は賛成7割
時代とともに変わるTPO。髪色一つ取っても、今では髪色を変えても許される場面は増えたとはいえ、身だしなみについてのトラブルも、いろいろなところで生じている。YouTuberのゆかてふさんは、スーパーでレジ打ちのバイトをしていた際、髪を一部染めていたことが職場で指摘され、結果的に退職に追い込まれた。その後、SNSに動画として公開し大きな話題になった。そこで『ABEMA Prime』では、進行役を務める仁科健吾アナウンサーが、自ら金髪に染め上げて出演。令和のTPOについて議論した。 【映像】金髪に染める前の仁科健吾アナウンサー
■金髪を理由にバイトをクビになった動画が大バズリ
ゆかてふさんが公開したバイトに関する動画は、同世代の若者を中心に支持された一方で、少し上の世代からは「わがまま」「仕事なんだから自我を出すな」といった否定的な声が多く寄せられた。「スーパーでレジ打ちのバイトで、入ってすぐの頃に現場のスタッフさんから髪を結んだ時にインナーの金髪が見えているから、それをどうにかしてと言われた。面接の時に確認したら大丈夫と言われていたのにと思いながら(金髪に)黒スプレーをしたが、それでもまだ見えていると何回か注意を受けた」と、経緯を説明した。 さらには「1カ月後ぐらいに登録している派遣会社から、『現場のスタッフさんから10回ほど注意しているのに、いまだに金髪状態なので、黒スプレーじゃなくて黒に染めてもらえませんか』と言われた。面接の時と話が違うので染めたくないですと言ったら、クビになりました」と、髪色を守った結果、仕事を失うことにつながってしまった。髪色以外で勤務態度に問題はなかったかという点については、多くの人からも指摘を受けたが「髪色以外で特に注意を受けたことがなくて…」と首をかしげた。このケースに、ファッション全般を扱い、自身も金髪の弁護士・光野真純氏は「会社側が選ぶ自由もあるが、面接の時にいいと言われていた。本当に納得がいかないなら、そのクビが無効だと争ってもよかった」と語った。