河合優実&窪田正孝ら!クズ&ワルだらけ『悪い夏』キャスト7名一挙発表
毎熊克哉(高野洋司役)
僕が演じる高野は序盤からやらかしまくっていて悪い男ですが、物語が進んでいくにつれて徐々にオモシロ可愛く見えてくる不思議なキャラクターです。 共演者の皆様とは「大変だった撮影ランキングに入るよね」って話になるほど過酷なシーンを共にして、それは見事にカオスなシーンに仕上がっていました。 正義と欲望が絡み合って闇に堕ちていく悪い夏、どうぞお楽しみに。
箭内夢菜(莉華役)
莉華は、この作品の中で 登場人物の運命を左右する人物であると、私は思いました。 それぞれの登場人物には色々な選択肢があり、どういう生き方を選んでいくのか。導かれていくのか。捉え方も感じ方も、人それぞれだと思います。 そんな、とあるひと時の「悪い夏」を生きる莉華という役を自分に当てはめながら脚本を読むことに、ワクワクがとまりませんでした。 初めてご一緒させていただく城定秀夫監督と、豪華なキャストの皆さんとの共演はかなり緊張もありましたが、作品の世界観と撮影現場の雰囲気はギャップがあって、とても穏やかな現場でした。 皆さんと素晴らしい作品を作り上げることができてとても楽しかったです。ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。
竹原ピストル(山田吉男役)
かつてから染井為人先生のファンで、『悪い夏』につきましても、数年前に読んでいた、大好きな作品の一つでした。映画化に伴っての出演オファーをいただいたときは、こんなご縁があるとはなぁ。。と不思議な気持ちになりましたし、とても嬉しかったです。 ぼくは法を犯すようなことはしたことがありませんし、これからもしません。でも、山田のダメダメさ、だらしなさ、ブレブレさ、ヘタレさには自分自身、色濃く身に覚えがあり、かなしいかな、とても親近感を覚える人物だなと思いました。笑 窪田さん演じる“金本”にぼくが演じる“山田”はちょいちょい暴力的ないじめを受けます。そのようなシーンにおいて、段取りで数回、カメラテストで数回、同じ芝居を繰り返したのですが、その度に毎回、窪田さんの攻撃方法、使用武器が変わるのが面白かったです。笑 結局、武器がフライパンに定まったところで本番のカメラが回りました。笑 映画を鑑賞して一回目、二回目くらいではどうしても撮影中の緊張がぶり返して、そわそわしてしまいます。ですからまだフラットな心境では観れていないというのが正直なところです。そういった意味でも何度か繰り返し劇場に足を運んで、いつかどっしりとした気持ちでじっくりと楽しんでみたいです。 ただ、終盤の土砂降りの雨の中での大乱闘シーンは、ぐっちゃぐちゃの状況の中、人間の心の奥底のぐっちゃぐちゃな部分がぐっちゃぐちゃにぶつかり合っている局面にも関わらず、どこか、美しいな、綺麗だな、、という感想を抱き、とても印象的でした。 という風に、自分が参加していないシーンはじっくりと集中して観れました。笑 城定秀夫監督とは、テレビドラマ『ブラックジャック』に続いて、またお世話になれたことがとても光栄で嬉しかったです。どのように動いて、どのタイミングでどうする、というのを丁寧に分かりやすくご説明下さったのでとてもありがたかったです。