キケ・シネシ、ソロ作としては約5年ぶりの新作アルバム『ソラノオト』を発表
現代アルゼンチンを代表する名ギター奏者 / 作曲家のキケ・シネシ(Quique Sinesi)が、ソロ作としては約5年ぶりとなるアルバム『Melodías Aeréas / ソラノオト』を9月28日(土)にリリースします。 フォルクローレからジャズ、クラシックまでをハイブリッドした洗練を極めた音楽性と、高度なテクニックに裏打ちされた創造性あふれる演奏で、多くのアーティストから尊敬を受けるマエストロ、キケ・シネシ。2018年のアルバム『小さな音のことづて』からつながるジャケットも印象的な本作は、全曲書き下ろしの新作となります。 20世紀初頭のオーストリアの詩人、ライナー・マリア・リルケの書簡集「若き詩人への手紙」から得た新たな創作イメージが鮮やかに描かれた10曲に加え、アコースティック・ギター、フレットレス・ギターや伝統楽器“ロンロコ”を用いた即興曲4曲、そして、パンデミックの時期に滞在していたアパートメントの小窓から見えた青空を表現したというギター独奏曲のラストを含めた15曲入り。多彩な音色や響きを自在に操る演奏家としての円熟ぶりと、「宙(そら)に漂い流れるメロディー」を豊かな曲想へと導く作曲家としての充実ぶりが伝わる内容となっています。