春高バレーが開幕 選手宣誓で男子は長崎・鎮西学院の山本澪主将が代表 「当たり前のように、平和に過ごせていることに感謝したい」
「ジャパネット杯 春の高校バレー」第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会が5日、東京・渋谷区の東京体育館で開幕した。男子は、長崎・鎮西学院の山本澪主将(3年)が、女子は千葉・習志野の仲村羽乃花主将(3年)が選手宣誓を行った。 【トーナメント表】第77回春高バレーの男女別組み合わせ 鎮西学院・山本主将は、「今こうやって当たり前のように、平和に過ごせていることに感謝したい」と力強く語った。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が2024年にノーベル平和賞を受賞し、今年で広島・長崎に原爆が投下されて80年となることから、「長崎県は被爆した県で(平和への)意識も強い。それを伝えたいと思った」と胸の内を明かした。 習志野・仲村主将も「バレーボールと本気で向き合ってきた日常、希望と覚悟を胸に走ってきた3年間の思いと、応援してくださっている全ての方々に笑顔と感動という形で表現し、最高の大会にすることを誓います」と意気込みを語った。