ロッテ新外国人・フェルナンデス 来日初ブルペン「テンション上がった」 超大型右腕が変化球交え35球
「ロッテ春季キャンプ」(9日、石垣島) ロッテの新外国人ジュニオール・フェルナンデス投手(26)が来日初のブルペン入り。シンカーなどの変化球を交え35球を投げ「審判がつくのはアメリカとは違うけど、逆にテンションが上がって良いブルペンだった」と振り返った。 190センチ、106キロの超大型右腕だ。持ち味は「重くて動く」シンカーで、最速163キロの直球も大きな武器。投球を見つめたオリックス・前田スコアラーも「まだまだスピードは出る。コンスタントに160キロを投げられると脅威」と警戒した。 「FERNANDES」のユニホームに袖を通し登場した。だが、背番号は本来の「64」ではなく「109」。実は、オフのウエートトレーニングの成果で筋肉量が増えたといい、昨年の体格を基に作ったユニホームに自慢のマッスルボディーが収まりきらず。急きょ、ラストネームが同じラファエル・フェルナンデス通訳兼打撃投手のユニホームを拝借した。 「チームのために投げる」と起用法にこだわりはないというが、吉井監督は「できたら先発をしてほしい」と期待。豪速球でチームに勝ちをもたらす。