年末年始のストレスに注意!ホリデーの「燃え尽き症候群」を解説
長期的なストレスを経験すると起こりうる「燃え尽き症候群(バーンアウト)」。主に仕事と関連づけられることがあるものの、イベントごとが多い“ホリデー”が原因になることもあるそう。そこで今回は、この時期起こりうる「ホリデーの燃え尽き症候群」についてご紹介。 【写真】ストレスが溜まった時に、栄養士が食べているもの9
燃え尽き症候群とは?
<Mental Health UK>によると、燃え尽き症候群(バーンアウト)とは、身体的・精神的に疲弊した状態であること。たとえば、ストレスフルな仕事をしているなど、長期的なストレスを受けると起こりうるという。
ホリデーシーズンは燃え尽き症候群になりやすい?
1年を締め括るこの季節は、仕事面だけでなくプライベートでも誘いが増え、多忙な時間を過ごしている人が多いはず。<NEW YORK POST>が報じたところによると、アメリカ心理学会が発表した研究で、回答者の77%が昼食会やイベントへの招待を断ったことによる“影響”を避けるためだけに、気乗りのしない招待を受けていることが判明。 ウェストバージニア大学の助教授であるジュリアン・ギヴィ氏は、気乗りのしない招待を受けることで自分を苛立たせてしまうと述べている。 「燃え尽き症候群は、本当によくあることです。特にホリデーシーズンはイベントに招待される機会が多くなりますが、誘いを断ることを恐れないでください」
準備でも“疲れ”を感じやすい
11月の感謝祭やクリスマス・イブなど、1年のうちの“たった1日”であるにもかかわらず、身体的な疲労を感じやすくなるほかにも「ホリデーの準備が精神的な疲労につながる可能性がある」と心理療法士のダリル・アップルトン氏は<Insider>に語っている。 さらに複雑な関係にある親族と一緒に過ごすことは、燃え尽き症候群の一因になりかねないそう。 「親族と接することが“義務”のように感じられるなら、ストレスや不安が増大する可能性があります」 他人の要望を優先しなければならないことで、運動や十分な睡眠などのセルフケアの習慣が曖昧になってしまう可能性もあるのだとか。