【中継録画】宮迫さん会見「騒動大きくしたのは自分の保身からくる嘘」 詐欺被害者らに謝罪
いわゆる闇営業問題で吉本興業との契約が解消されたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん(49)と「ロンドンブーツ 1号2号」の田村亮さん(47)が20日午後3時から記者会見を行った。 【動画】「闇営業問題」宮迫博之さんが田村亮さんと記者会見 黒いスーツとネクタイ姿で現れた宮迫さんと田村さんは、まずそれぞれ謝罪の言葉を述べた。 宮迫さんは詐欺の被害者や家族に「不快なつらい思いをさせてしまっていることをお詫びさせてください。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。そして「こんな大きな騒動にしてしまったのは、僕の保身からくる軽率な嘘から始まっている。そのせいで後輩たちも巻き込んでしまった。今回の騒動の全責任は僕にある。僕のせいです。本当にすみませんでした」と頭を下げた。
田村さんも詐欺被害者や家族らに謝罪した後、「自分の弱い部分、人としてダメな部分のせいで虚偽の説明をしてしまい、その行動言動によって、不快な気持ち、不信感を抱かせてしまった方々、すべての方々、申し訳ございませんでした」と述べた。
「いまは引退ということは考えられない」
吉本興業のリリースによると、宮迫さんや田村さんら芸人11人は、5年ほど前、特殊詐欺グループとされる反社会的勢力が主催する会合に参加し、一定の金額を受領していた。そのため、宮迫さん含む11人は活動停止し、謹慎処分となっていた。19日には写真週刊誌「フライデー」で福岡の金塊強奪事件の主犯格とされる人物らと“ギャラ飲み”していたことが報じられ、同日、吉本興業は宮迫さんとの契約を解消した。 宮迫さんは芸能界引退について取り沙汰されているが、記者との質疑の中で、「引退を覚悟して謝罪会見をしたいという意向は、会社に伝えたことはある」と語ったものの、「何度もそのこと(引退)を考えた。できることはこの世界で学んだことしかない。いまは引退ということは考えられない」否定した。 その上で今後について「テレビに出る資格なんてないと思っているが、何年かかろうが認めてもらえるような人間になって、何かを皆さんにお届けできたらと。今はどういう方法論があるのか分からないが、いろんなものを償っていきたいと思う」と話した。 会見の最中に契約解除の報が入った田村さんも「今後のことは考えられない。契約解除なので自分で何をするか、今後決めていくことになる。いまの時点では引退とは考えていない」と述べた。