「ぽっこりお腹」を凹ませる最短ルートは?「脂肪を減らせばダイエット成功!」が大間違いなワケ
○腸内環境向上のカギは体幹力にあった 1.体幹トレーニングでインナーマッスルを鍛える! お腹や背中などの筋肉を鍛えて腹圧を強化すると、内臓の働きも活発になる。 2.腸の働きが活性化し、セロトニンが分泌される! 脳内の神経伝達物質であるセロトニンの95%は腸内で作られている。腸内の働きがよくなると、セロトニンの分泌が促進される。 3.精神が安定してストレスが軽減する! 心身ともに安定し、リラックス効果が高まる。反対に、腸内環境が悪くなると、イライラしがちになり、精神状態が不安定になる人も。 ● 体幹を鍛えるメリット(7) ぐっすり眠れる ○腸の働きを強化して快眠を導く! 疲れているのに眠れない、寝ても疲れが取れない、いわゆる「睡眠障害」といわれる悩みを抱える人が増えています。睡眠不足が続くと、日中に睡魔に襲われるなど生活のリズムが崩れてしまううえに、自律神経の乱れや免疫力の低下を招きます。 健康の基本を支えているともいえる睡眠ですが、ここにも腸の働きが大きく関係しています。腸にはセロトニンを作り出す働きがあると述べましたが、このセロトニンは夜になると睡眠を促すホルモン「メラトニン」へと変化します。
つまり、質のいい睡眠を得るためには腸の働きを活性化させ、セロトニンの分泌を促す必要があるのです。そのためには腹圧を強くするなど、体幹トレーニングが欠かせません。また、入浴後や就寝前に軽いストレッチで筋肉をほぐせば、血行がよくなり、心地よい眠りと目覚めがもたらされます。
木場克己