緑黄色社会 長屋晴子「自信を持って頑張って」姉は難関大学合格 自身は公立高校不合格の10代へ届ける背中を押す1曲
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。松田部長(東京ダイナマイト・松田大輔)が担当する「松田LOCKS!」(毎週水曜放送)のコーナーでは、毎月1組のアーティストが登場し、リスナーの相談にアドバイスと背中を押す1曲を届けています。 3月のマンスリーアーティストは、4人組バンド緑黄色社会のボーカルギター、長屋晴子さんです。3月13日(水)の放送では、受験結果に悩むリスナーにアドバイスしました。
――リスナー(15歳)の相談
高校入試で、第1志望の公立高校に落ちてしまいました。3歳上の姉とはダブル受験だったのですが、姉は現役で難関大学に合格しました。 私は私立に行くことになるのですが、学費は高いし親に本当に申し訳なくて自分が情けないです。こんなとき、どうしたらいいのでしょうか?
――長屋晴子さんは、このリスナーのために「たとえたとえ」を選曲
まずは、受験お疲れさまでした! いまは悔しい気持ちでいっぱいだと思うんですけど、その悔しい気持ちっていうのは絶対に間違いじゃないし、ちゃんと受験に向き合って頑張ってきたからこそ感じる気持ちだなと思います。 その悔しい気持ちとか親に申し訳ないって思う気持ち、自分が情けないって思う気持ちは、もしかしたらこれからもつきまとってしまうかもしれないけど……。少しでもその気持ちを楽にする、少なくするっていうことにシフトしていったほうがいいんじゃないかなって思います。 お姉さんと比べる必要は、絶対にないですね。同じ環境で育ったからといって、同じ個体じゃないじゃないですか。実際に私もきょうだいが上と下にいるんですけど、考え方も全然違うし、行った高校とか大学とかも全然違ったんですね。だから比べる必要はないと思います。 そして、私も親に結構無理を言って私立に通わせてもらった経験があるから、学費の問題とかで申し訳ないって思う気持ちはすごくわかるんですよ。でもやっぱり頑張っていたら、親もお金を払うことを惜しまないと思うんです。 だからこれからすべきことは、新しい高校に楽しく通っている姿とか頑張ってる姿を見せていくことなんじゃないかな、って思います。そういう姿を見せていくことで、親も応援したいなっていう気持ちになると思うし。 やっぱりね、モヤモヤした気持ちを抱えたままスタートする新生活よりも、「ここで頑張ってやるんだ!」、「勉強でトップを狙ってやるんだ!」っていう気持ちで向かったほうが絶対に楽しいと思います。自信を持って頑張ってください! ◇ 今回の選曲「たとえたとえ」は、2022年リリースのアルバム『Actor』に収録されています。詳細はオフィシャルサイトまで。