インテルが終盤に均衡破る! アルナウトビッチ弾でアトレティコに1-0先勝
[2.20 欧州CL決勝T1回戦第1戦 インテル 1-0 A・マドリー] UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第1戦が20日に開催され、インテル(イタリア)はホームでアトレティコ・マドリー(スペイン)に1-0で勝利した。第2戦は3月13日にアトレティコのホームで行われる。 【写真】大迫勇也の美人モデル妻、ビキニ姿での夫婦2ショットを披露 現役時代にラツィオで共にプレーしたシモーネ・インザーギ監督とディエゴ・シメオネ監督の盟友対決。S・インザーギ監督の下、公式戦8連勝中のインテルは立ち上がりこそアトレティコに攻め込まれたが、サイドを起点にゴールへと迫っていく。 前半36分、右サイドからMFニコロ・バレッラがクロスを送り、FWラウタロ・マルティネスがドンピシャのヘディングシュート。しかし、GKヤン・オブラクのほぼ正面を突いた。 直後の前半38分にはMFロドリゴ・デ・パウルの横パスをFWマルクス・テュラムがカットし、左に流れたボールを自ら拾ってドリブル。中央につなぎ、これを受けたL・マルティネスが決定的なシーンを迎えるも、右足のシュートはカバーに来た相手に当たった。 インテルはハーフタイム明けからも攻勢をかけると、後半4分にアトレティコのプレスを巧みに回避する。左サイドを駆け上がったDFフェデリコ・ディマルコがアーリークロスを送り、FWマルコ・アルナウトビッチがフリーでファーの飛び込むが、右足のボレーシュートは枠を外れた。 一方、後半9分にFWアルバロ・モラタを投入したアトレティコは同11分にビッグチャンスを迎える。左サイドのFWサムエウ・リーノがドリブルで切れ込み、デ・パウルとのパス交換でゴールエリア左付近へ。しかし、右足で合わせたシュートは左ポストの外側を通過した。 その後、後半18分にアルナウトビッチ、同32分にL・マルティネスが決定機を生かせなかったインテルだったが、同34分に均衡を破る。 MFダビデ・フラッテージのボール奪取からL・マルティネスがペナルティエリア中央に持ち込み、DFステファン・サビッチともつれながら右足でシュート。オブラクに正面で止められるも、左に流れたボールをアルナウトビッチが左足で押し込んだ。 アトレティコはボールロストの場面でDFヘイニウド・マンダーバとデ・パウルが一瞬お見合い。ミス絡みでカウンターを浴び、最後のアルナウトビッチのシュートに対して帰陣したリーノがブロックを試みたが、わずかに及ばなかった。 インテルは残り時間でアトレティコの反撃をしのぎ、1-0のまま逃げ切りに成功。リードして敵地での第2戦に向かうことになった。