「ともに路面電車がある」札幌の姉妹都市・米ポートランドを知るセミナー
ビールなど例に「共存共栄」語る
そして、ポートランドの「共存共栄マインド」について紹介。二つの醸造所がコラボレーションして制作されたビールやアイスクリーム店と醸造所のコラボレーション、アーティストに依頼したラベルデザインなど、ビールを中心としたさまざまな共存共栄の例を提示、さらに地産地消を推進するローカライズについて力説しました。 セミナー終了後には質疑応答が行われ、「札幌でやるべきことは何か」「ポートランドならではの料理は何か」「ポートランドで生活している人のメンタリティについて」など活発な質問が飛び、それらに丁寧にギレンさんは答えていきました。 現地で生活している人ならではの情報をたくさん紹介してくれたギレンさんは、「こんなに多くの人の前でポートランドを紹介するのは初めてだったので、凄く緊張しました。ポートランドの代表として、どう魅力を伝えていくかを考えてセミナーに臨みました。ポートランドは街づくりが上手な町なので、日本からもたくさん勉強に来ています。ポートランドの良さが少しでも伝わればいいなと思います」とセミナーの感想を語りました。 札幌国際プラザでは、今後もアメリカをはじめ、さまざまな外国を知るセミナーを開催していくということですので、同プラザのホームページをチェックしてみてください。 (ライター・橋場了吾)