【39mm以下の程よいサイズ感がうれしい】 往年のパイロットウオッチを再現したミリタリー系時計3選
2月も中旬になり早くも関東地方では春一番が吹くなど春も確実に近づきつつある今日この頃。徐々に気温も上がりジャケットなどの上着を時折り脱いだりと少しずつ腕時計が露出する機会も増えてきたのではないだろうか。 【画像】3モデルの細部の写真をもっと見る ということで、そんなこれからの季節に、程よいサイズ感ながらちょっと個性が感じられるミリタリー系3モデルをピックアップ。 ミリタリーウオッチとなると、どうしても無骨で男臭いイメージになりがちなので、今回はかつての軍用パイロットウオッチをモチーフに再現されたオマージュモデルながら、ブルー系カラーを文字盤に採用した派手すぎず適度にファッションの差し色にも使える3種類を取り上げる。
ハミルトン|カーキ パイロット パイオニア メカ
1970年代に英国空軍のために製造された“W10”のスタイルをそのままに、現代的なスペックで現代に蘇らせた“カーキ パイロット パイオニア メカ”。このモデルは、文字盤にブルーを使いながらもきめ細かい凹凸があるグレイン仕上げを施しシックで落ち着いた色合いのブルーを表現している点がポイント。 NATOベルトにも同色のブルーを合わせるなど、なかなかおしゃれなカラー使いである。 そして何といっても独特なクッションケースは横33mmと小振りな作りなのもカーキ パイロット パイオニア メカの魅力。そのためどんなファッションにも合わせやすい。 Ref.H76419941。SS(36×33mmサイズ)。10気圧防水。手巻き(Cal.H-50)。12万4300円 ハミルトン公式サイト https://www.hamiltonwatch.com/ja-jp/h76419941-khaki-aviation-pioneer-mechanical.html
ラコ|パイロット アーヘン39 ブラウシュトゥンデ
ドイツブランドの“ラコ”。かつて1940年代当時にドイツ軍の依頼により軍用時計を製造し納入していたサプライヤーのひとつだ。これは当時ドイツ空軍向けに作られていた通称「Bウオッチ」のデザインを再現。インデックスに1から12ではなく秒表示を大きく配したこのタイプは、爆撃機のナビゲーター用だったものだ。 なぜ秒表示が大きいかというと、爆撃拠点の位置を正確に記録するため夜間の偵察の際に、暗い中でも秒単位で正確に経過時間を知る必要があったからである。そんな歴史的なモデルを39mm径の程よいサイズにして、ブルーの文字盤にグレーのNATOベルトと合わせるなど、現代的な雰囲気に仕上がっている。 Ref.862103。SS(39mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.Miyota 821A)。6万500円 ラコ公式WEBサイト https://laco1925.jp/SHOP/WT-LACO-862103.html