橋下徹元大阪府知事が「控訴」 れいわ新選組・大石晃子衆院議員のインタビュー記事めぐる名誉毀損訴訟 1審は橋下氏が“全面敗訴”
判決は橋下氏が敗訴「発言が間接的または婉曲的に示した事実は、重要な部分について真実」
1月31日の判決で大阪地裁(小川嘉基裁判長)は、 ▽大石氏の発言が間接的または婉曲的に示した事実は、重要な部分について真実である ▽発言の『それはやっちゃだめでしよということまで…』の部分も、意見や論評の域を逸脱してはおらず、違法性を欠く ▽橋下氏の報道機関に対する対応をDVに似ていると評するのが適切かどうかは置いておくとして、人身攻撃におよぶものとまでは言えず、意見や論評の域を脱していないため違法性を欠く として、橋下氏の請求を全面的に棄却しました。
橋下氏は判決後Xに…「国会議員としてのあるまじき態度を改めさせ、反省を促すためにも控訴します」
橋下氏は判決後、自らのX(旧:ツイッター)で、大石氏の発言で最も問題視していたのは、“政治家時代にメディアと裏取引をしていた”という旨の部分だとした上で、「違法でなければ適切性に疑念があっても何をしてもいいという、大石氏の国会議員としてのあるまじき態度を改めさせ、反省を促すためにも控訴します」と投稿。控訴する意向を示していました。 大阪地裁によりますと、2月13日付けで橋下氏は大阪高裁に控訴したということです。