セブン―イレブンが宅配ピザ参入へ、首都圏・北海道・九州200店舗…最短20分で配達
セブン―イレブンは4日、焼きたてピザの宅配サービスを8月から始めると発表した。注文を受けてから店内のオーブンで焼き上げ、最短20分で配達する。首都圏と北海道、九州の約200店舗で始め、順次拡大する方針だ。
販売するのは「マルゲリータ」(税込み780円)と「照り焼きチキン」(同880円)。一般的な宅配ピザのMサイズよりも小ぶりにして価格を抑え、1人でも注文しやすくした。新たに開発した厚めの生地で、もちもちした食感が楽しめるという。売れ行きを見ながら種類やサイズを増やすことを検討する。
利用者は、セブン―イレブンの商品配達サービス「7NOW(セブンナウ)」のアプリやウェブサイトから注文する。別途送料がかかる。店内で注文し、直接受け取ることもできる。
セブンナウは食品や日用品など約3000点をそろえる。由井大輔マネジャーは説明会で「本格的な焼きたてピザを他の食品や飲料と一緒に注文できる」と述べ、宅配ピザ大手に対するセブンの強みを強調した。