新駅ビル、開業100日前…ホテルや屋上スペースの一部公開「多くの人でにぎわう日が待ち遠しい」
広島駅の新駅ビル(地上20階、地下1階)の開業まで100日となった14日、JR西日本などは、ビルに入るホテルの客室や屋上スペースを報道陣に公開した。JR西によると、来年3月24日のオープンに向け、工事は9割ほど完了。広島の新たな玄関口の登場が間近に迫ってきた。
この日はホテル上層2階の「コンセプトフロア」(客室60室)が初公開。室内からは、瀬戸内海の島々に加え、新幹線や在来線の列車が発着する様子を望める。また、商業施設「 minamoa(ミナモア )」の屋上スペースにある「大階段」(幅11~13メートル、高さ約6メートル)も初めて披露。座って休憩できる場所で、広島電鉄の路面電車がビルに乗り入れる様子が見られる。
JR西の担当者は「工事は順調に進んでいる。新駅ビルが多くの人でにぎわう日が待ち遠しい」と語った。