日本食、世界へ「マヨネーズ愛してる」「しょうゆ好き」と訪日外国人 奮闘する企業や店舗…狙うは“輸出拡大”
笛木醤油 十二代目当主 笛木吉五郎さん 「これがしょうゆです。普段はこれをしぼります」 230年以上続く老舗しょうゆ蔵の見学ツアーです。今年3月以降、毎日のように外国人観光客が来ていて、多いときには月約200人が訪れる大盛況に。 ──しょうゆが好きな人? オーストラリアからの観光客 「イエース!」 「日本食が大好きなんです。刺し身とすしが大好きです」 笛木醤油 十二代目当主 笛木吉五郎さん 「ブラジル・アルゼンチンとか地球の反対側から来る人もいる。ちょっと信じられないですよね」 思わぬ海外からの人気に、当主自ら苦手な英語を駆使して、ツアーのガイドを担当。 観光客 「完成するまで、どのくらいかかりますか?」 笛木醤油 十二代目当主 笛木吉五郎さん 「約2、3年です。泡立っているのが見えますか。発酵しています」
笛木醤油 十二代目当主 笛木吉五郎さん 「身ぶり手ぶり、あと笑顔でおもてなしの心で対応」 オーストラリアからの観光客 「すごく楽しかったです。いい時間を過ごせました」 このブームをチャンスに、狙うは“さらなる海外進出”。 笛木醤油 十二代目当主 笛木吉五郎さん 「輸出、海外の売り上げが数%。それを売り上げ全体の10%を目指して」 タイをはじめ海外の展示会にも足を運んでいるといいますが、そのタイ・バンコクのスーパーに行ってみると… NNNバンコク 田中純平記者(タイ・バンコク 15日) 「タイの一般的なスーパーにはしょうゆや調味料、ソースなど日本の食料品が並んでいます」 調味料だけでなく、お菓子やアイスなど日本でもおなじみの食べ物がずらり。
買い物客 「(日本の)わさびをよく買います」 日本のヨーグルトを買った男性は… 買い物客 「(このヨーグルトは)甘くなくておいしいです。好きなんです」 海外で関心が高まる日本食。外国人観光客の増加とともに、さらなる需要の高まりが期待されます。 (7月15日放送『news zero』より)