プレミアだけではなくCLでも優勝候補の1つに? 成長続けるアーセナルは今や“欧州王者”も狙えるチームか
PSGを撃破
CLリーグフェーズ第2節でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、2-0の勝利を収めたアーセナル。カイ・ハフェルツとブカヨ・サカのゴールで強豪であるPSGを相手に素晴らしいパフォーマンスを見せた。 [動画]ハフェルツ&サカのゴールでアーセナルが強豪PSGとの試合を制す ここ2年はマンチェスター・シティとプレミアリーグのタイトル争いを繰り広げているミケル・アルテタ率いるアーセナル。積極的に新戦力も獲得し、シーズンを追うごとにレベルアップした姿を見せている。そんなアーセナルはPSGを撃破したことで、今シーズン、CLのタイトルも狙えるチームになったと英『Daily Mail』のオリバー・ホルト氏は考えている。 「アーセナルはベストの状態ではなかったが、ベストの状態である必要はなかった。PSGはチャンピオンズリーグの優勝候補ではないかもしれないが、優勝候補の1つとして数えられており、アーセナルはPSGを倒すのが比較的簡単であるように見せた。アルテタ率いるチームは次にシャフタール・ドネツクと対戦し、すでにチャンピオンズリーグの残りの試合にかなり楽観的に臨むことができる」 「マンチェスター・シティとの国内でのライバル関係に注目が集まりすぎて、彼らがこの大会で優勝する可能性があるという見方は見落とされることがある。彼らは優勝候補にふさわしい。シティやレアル・マドリードと並び、PSGではなく彼らこそが恐れるべきチームのようだ」 昨シーズン、CLでは準々決勝でバイエルンに2戦合計2-3で敗戦してしまったアーセナルだが、昨シーズンよりも選手層は厚くなっており、キャプテンのマルティン・ウーデゴーを欠いた中でも直近の公式戦4勝2分と負けていない。以前まで感じていたような脆さはなく、今シーズンはよりタイトルへの期待感を感じさせるチームへと仕上がっている。 もちろん、03-04シーズン以来となるプレミアリーグ制覇も期待できるが、今のアルテタ・アーセナルはまだ成し遂げていないCL制覇の可能性も十分に秘めたチームと言えるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部