「アルコール中毒の一歩手前だった」アデルが禁酒を始めた理由
先週のラスベガス公演でアデル(35)は「アルコール中毒の一歩手前」で踏みとどまり、禁酒していることをイギリス版ウィメンズヘルスに明かした。 【写真】これできっとやめたくなる!「禁酒」をするべき理由5 「だいぶ前にお酒をやめた。ものすごく長く感じる......たぶん3カ月半くらい前。つまらない。もう本当につまらない。20代からアルコール中毒の一歩手前だったのは認めるけれど、飲みたくて仕方ない」と話すアデルの目には、コンサート会場のコロシアム・アット・シーザースパレスでウィスキーサワーを飲むファンの姿が映っていた。 そのファンに向かってアデルは冗談交じりに「そのウイスキーサワー楽しんで。ほんと、死ぬほどうらやましい」と言った。
『I Drink Wine』(直訳:私はワインを飲む)という楽曲を持つほど愛酒家のアデルは、イギリス版『Vogue』のカバーインタビューの中で「ワインボトルを5本空けても普通の会話ができる」と自分の酒豪っぷりを明かしている。 ロックダウン中に許可されていた緊急時の買い出しでは、カルト的な人気を誇るウィスパリング・エンジェル(天使のささやき)というロゼを購入。「ウィスパリング・エンジェルを飲んだあとは、よく吠える犬みたいになってしまった。間違っても囁くようにはならなかった」とアメリカ版『Vogue』に語っている。 ロックダウン中は飲み始める時間が日に日に早くなったそうで、「お酒と私は切っても切り離せない関係にある。お酒は私を魅了してやまなかった。父を私から遠ざけたのはお酒だったから、何がそんなにいいのかを知りたかった」 アデルは以前から、特に波乱の多い時期は禁酒する傾向にあった。例えば、サイモン・コネッキと離婚したとき。オプラ・ウィンフリーに対しては、アルコール中毒を理由に遠ざけていた父のマーク・エヴァンズが2021年5月に亡くなったときも禁酒したことを明かしている。 今回の禁酒の理由は分からないし、一時的にやめているだけなのか、これからずっと“お酒を飲まない人”になるつもりなのかも分からない。けれど後者の場合、アデルには仲間が大勢いるはず。この数年だけでも、リリー・アレン、ケイト・モス、ベラ・ハディッド、ナタリー・ポートマン、ブレイク・ライブリー、カーラ・デルヴィーニュ、ファーン・コットン、ミリー・マッキントッシュ等のセレブが、お酒との関係を見直してソバーライフ(あえてお酒を飲まないライフスタイル)に転向している。 いずれにせよ、アデルとお酒の関係が複雑なものであることは明らか。それを認めて率直に語る彼女の姿勢は称賛に値する。 ※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。