「どえらいうまい。えらいこっちゃ」鉄の都から"寿司の都"へ!3つの海から集う新鮮な魚で頂点めざす
■「関門海峡」「響灘」「周防灘」3つの海に囲まれる北九州市 中心市街地のそばにある北九州中央卸売市場には近海で獲れた豊富な魚介類がずらりと並びます。 北九州市は、潮の流れが速い関門海峡、日本海側の響灘、瀬戸内海側の周防灘と3つの海に囲まれ多様な海の幸に恵まれているのです。 丸福水産・勝田潤一社長「この辺は北九州の岩屋とか。ほとんど北九州」「海流と、漁場が近いので水揚げして戻ってくるのが早いからその分鮮度がいい」「種類が豊富で、鮮度がいいのが魅力」 ■小倉城で「予約制」寿司イベント日が沈み天守閣に明かりが灯る小倉城 今月16日に行われたのは、「予約制」の寿司のイベントです。握るのは、北九州市の有名店「照寿司(てるずし)」。 目の前でネタをさばき、独特のパフォーマンスで客を盛り上げます。 照寿司3代目・渡邉貴義さん「城と寿司という素晴らしいコンテンツ。例えば、寿司を食べるだけでなく海外のお客様に寿司を教えて食べる、新しいコンテンツを作っていきたい」 ■料金は3万3千円も客の評判は上々 小倉城から見える夜景と共に楽しむ特別感があるイベントですが、価格はなんと3万3千円。それでも評判は上々です。 訪れた客 「顎が落ちるくらいおいしいです」 「この場所で食べられるのは楽しいし、面白い」 やや強気な価格設定で外国人観光客も意識したお城の夜景やパフォーマンスも楽しめる寿司イベント。 駅で手早く手頃な価格で楽しめる寿司とはまったく逆のこのイベントも実は、北九州市が仕掛けたものでした。 ■「寿司の都」イメージ浸透なるか 北九州市・武内和久市長「3つの海に囲まれた北九州市。多くの寿司職人の方が腕を競っている北九州市。このあたりをどんどんアピールして1回来て味わって頂いたら180度印象は変わる」 照寿司3代目・渡邉貴義さん「寿司は港が近いところが一番うまいので、すごく近い距離にありますので、鮮度も漁業関係者の意気込み、技術もレベルが高い。そのへんが寿司のうまさかなって思います」 新鮮で多様な魚介類というもともとあった資源を利用して観光客にアピールしたい北九州市。「北九州市は寿司の都」というイメージが広く浸透していくでしょうか?
RKB毎日放送