事件関係者の個人情報が記載された供述調書紛失…串木野海上保安部、誤ってシュレッダーで裁断か
串木野海上保安部(鹿児島県)は5日、事件関係者の氏名などの個人情報が記載された供述調書1通を紛失したと発表した。外部への情報流出は確認されていないとしている。
同保安部によると、供述調書は、捜査を担当していた20歳代の男性職員が作成。事件関係者一人の名前や生年月日などが書かれていた。別の職員が10月25日、事件を送致するために書類を確認した際に紛失が判明した。
男性職員が同16日、誤記などで不要の捜査書類をシュレッダーで裁断していたことから、同保安部は誤って廃棄した可能性が高いとみている。
同保安部は5日、関係者に謝罪した。山景秀人部長は「深くおわび申し上げる。書類の管理を徹底させ、再発防止に万全を期す」としている。