被団協のノーベル平和賞授賞式 長崎市役所でパブリックビューイング 12月10日
日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞授賞式をリアルタイムで視聴しようと、長崎市は12月10日、長崎市役所(同市魚の町)の多目的スペースを一般開放し、パブリックビューイング(PV)を実施する。 受賞が決まった10月に、被団協の中核団体である長崎原爆被災者協議会(被災協)のメンバーが鈴木史朗市長に要望したことで実現した。市によると、多目的スペースは150人を収容でき、開放する時間帯は夜を想定しているという。 鈴木市長や被災協メンバーも訪れる予定。市長は19日の定例記者会見で「喜びをみんなで分かち合い、改めて被爆地から核兵器廃絶に向けた思いと平和の尊さを実感できる場にしたい」と意義を語った。 (鈴鹿希英)
西日本新聞