夏の甲子園、暑さ対策で午前と夕方の「２部制」を導入、決勝は午前１０時から
日本高野連は１９日、大阪市内で第１０６回全国高校野球選手権大会（８月７日開幕、甲子園）の第２回運営委員会を開催し、暑さ対策の一環として大会第１日～第３日の試合数を１日３試合とし、試合を午前と夕方に分けて実施する「２部制」を導入すると発表した。 これに伴い、第１日に行われる開会式の開始時刻を午前８時半に３０分早める。最低でも暑さがピークを迎える日中に２時間半の間隔を空けることを前提に、第１日の第１試合は午後１時半、第２、３日の第２試合は午後２時半で終了していない場合、原則として継続試合にするという。観客も完全入れ替えを行い、入場券は「午前の部」と「午後の部」に分けて発売。入場料は同額となる。 このほか、準決勝は第１試合を午前８時、第２試合を午前１０時３５分、決勝は午前１０時に開始時間を繰り上げ。五回終了時に設けていたクーリングタイムは午後４時以降に始まる試合では原則として実施しない。また、各日の第１試合に出場するチームに対し、試合前に補食を提供する。 第１日～第３日の試合開始予定時間は次の通り。 【第１日】開会式＝午前８時半、第１試合＝午前１０時、第２試合＝午後４時、第３試合＝午後６時半 【第２、第３日】第１試合＝午前８時、第２試合＝午前１０時３５分、第３試合＝午後５時
