辺野古反対派が出馬表明 9月の宜野湾市長選
米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市の市長死去に伴う市長選(9月8日投開票)を巡り、普天間の名護市辺野古移設に反対する勢力「オール沖縄」が擁立する宜野湾市議の桃原功氏(65)が9日、立候補を正式に表明した。 現在8期目。市内で記者会見し「普天間の即時撤去、辺野古移設の即刻中止を求めていく」と強調。辺野古に代わる移設先には言及しなかった。 市長選では、元市長の佐喜真淳氏(60)が出馬を予定。普天間返還実現のため辺野古移設を容認した前市長の政策を継承する考えを示しており、普天間問題が主要な争点となる見通し。