「バウアーは狙わないのか?」大谷翔平が去ったエンジェルスに異例の提案! 地元記者の見解は?「間違っているかもしれないが…」
大谷はドジャースと約1015億円の超大型契約
球界スターの流出は、いまだ尾を引いている。 2018年のメジャーデビューからロサンゼルス・エンジェルスの顔として、類まれな才能を発揮した大谷翔平が今オフ、フリーエージェント(FA)で名門ロサンゼルス・ドジャースに移籍した。 【動画】DeNAで渾身の雄叫び!バウアーの”気迫”ピッチング 契約額は10年総額7億ドル(約1015億円)という北米プロスポーツ史上最高額。名実ともに米球界のスーパースターに成長した日本人の新加入により、球団のシーズンチケットは例年以上に爆売れした。 さらに嬉しい誤算も生まれた。大谷が2度目のア・リーグMVPを獲得した時に、オンライン発表でその存在が明らかになったスーパースターの愛犬。飼い主のMVP受賞をハイタッチで祝う微笑ましい交流が話題を呼ぶと、「デコピン」という衝撃的な名前も人気に拍車をかけ、記念Tシャツが販売されると即完売の大盛況。グラウンド内外で、早くも大谷はドジャースに大きな利益をもたらしている。 その一方で、唯一無二の二刀流スターを失った古巣からは嘆きの声が止まない。 米メディア『The Athletic』のエンジェルス番を務めるサム・ブラム記者は「エンジェルスはこのオフシーズン、あまり大きな成果を上げていない。ショウヘイ・オオタニがドジャースに移籍した以外、チームは何もニュースになっていない」と断じ、「このチームを運営する人々は、それらの疑問に答えていない」と指摘。効果的な補強をしているとは言い難い実状に苛立ちを隠せないでいる。 新シーズンに向けて明るい見通しが見えないなか、ブラム記者は同メディアに寄せられた読者からの質問に回答。その中で、「(横浜DeNAを自由契約になった)トレバー・バウアーは狙わないのか?」という問いについて、興味深い返答をしている。 同記者は「エンジェルスがバウアーと契約するとは到底思えない」と断言。続けて、「バウアーのことの顛末に首を突っ込むつもりはないが、エンジェルスの首脳陣はクラブハウスで彼が気を散らしたり、潜在的なフラストレーションを引き起こすリスクを冒したくないと考えていると思う」と持論を展開。そうしたうえで、「間違っているかもしれないが、これが私の解釈だ」と冷静に答え、質問を締めくくっている。
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