プレミア12の侍ジャパン、9日にチェコと強化試合…先発の高橋宏「しっかり気合を入れてやりたい」
野球の国際大会「ラグザス プレミア12」に出場する日本代表「侍ジャパン」は7日、一部の選手がバンテリンドームナゴヤで練習した。9日に同球場で行われるチェコとの強化試合で先発予定の高橋宏(中日)は投球練習を行い、「状態がかなり上がってきている」と手応えを口にした。
慣れ親しんだマウンドから、直球にカットボールなどを交えて投げ込んだ。捕手を座らせて約30球。「いつものルーチンをこなす感覚」で調整した。
最優秀防御率に輝いた今季、本拠地では12試合で防御率0・84と圧倒的な成績を残した。日本代表のユニホームを着て名古屋のファンの前で投げられることを「本当にうれしいこと」と心待ちにしている。
練習には、この日が26歳の誕生日だった才木(阪神)らも参加。清宮(日本ハム)がハッピーバースデーの歌で祝福するなど和やかな雰囲気だった。強化試合に向けて、「本戦が始まってから良い形で投げられるように、しっかりと気合を入れてやりたい」と高橋宏。チームの一体感とともに、気持ちも高まっていっている。