【速報】『鋼のメンタル』ではない「私も人間」と斎藤知事「心の中でぐるぐるしながら考えている」自身の進退について金曜日までに決断か 土日の可能性も否定せず
先週、不信任決議案が可決された兵庫県の斎藤知事が24日朝、取材に応じ、「鋼のメンタルと言われているが私も人間。心の中でぐるぐるしながら考えている」と述べ、自身の進退について、明言を避けました。 ■【動画で見る】ノーカット・斎藤知事会見「鋼のメンタルと言われるが…」 テレビ出演に条件だした? 進退について金曜日までに決断か また、「議会の解散」か「失職」か「辞職」か、選択のリミットが迫る中、自身の決断を県民に説明する会見について斎藤知事は「平日の間に開きたい。土日の可能性は低いがゼロではない」と述べました。
■「思い悩みながら3連休も考えてきた」
斎藤知事のパワハラなどの疑惑をめぐり、兵庫県議会では今月19日に不信任決議案が全会一致で可決されました。 斎藤知事は今月29日までに「議会の解散」か「失職」または「辞職」を選ぶことになりますが、可決後、初の登庁となった24日も、対応については明言を避けました。 Q. 不信任決議を受けてどの選択をするか結論を出すまであと6日となったが決断は? 【兵庫県・斎藤元彦知事】「どのように対応していくかということ、思い悩みながら3連休も考えてきました」 「やっぱり人間ですから、すごく苦しい選択でもあるので、ただ私自身が自分として最終的には知事が決めないといけないというところですので、まだまだ苦しい胸の内ありますけど、しっかり考えて決めていきたいと思います」
■「鋼のメンタルと言われるが、私も人間。4年間任期を全うしたいという思いでやってきた」
Q.週末にテレビ出演をされていましたが? 【兵庫県・斎藤元彦知事】「自分自身がこういった会見の場でもこれまでも自分の考えを説明させて頂いておりますけども、まだまだ伝わりきらないという風に思いましたんで、出演の機会を頂いて、自分の考えを伝えたかったということですね」 「私も人間ですから、この間も世間的にはもしかしたら、『メンタルがすごく強い』って言われているかもしれないですけど、『鋼のメンタル』って言われているみたいですけど、自分自身は本当に、今朝も苦しい胸の内もあったりとか、やっぱり人間ですから」 「思い悩むことも多々これまでもありましたんで、そういったこともありつつですね、自分の胸の内を考えを、そして県政をどうしたいのかということを伝えさせて頂くっていうことは、テレビの機会以外もですね、大事なことだと思います」 Q.知事は苦しいと何度もおっしゃったが今週末が一番苦しかったか? 「正直言うとずっと苦しかったですよね、やっぱり色んなご批判、そして議会との状況があって、私自身は、たぶん淡々とやっているように見えたかもしれないですけど、例えば朝起きたときはすごくしんどい時もありましたし、ふと苦しい状況になることもありました」 「だけど、県政をしっかり改革して前に進めるためには、私は職を辞すべきではないという思いで、いろんな方から副知事もそうですけど、辞職をすべきだと言われてましたけど、それでもやっぱり苦しかったんですけど、やっぱり4年間の任期を全うしたいという思いでやってきましたね」