七草がゆで「ほっこり」 1月7日の「人日の節句」前に福井県の調理学校で実習
七草がゆを食べて無病息災を願う1月7日の「人日(じんじつ)の節句」を前に、福井県永平寺町の天谷調理製菓専門学校で6日、恒例の七草がゆの調理実習が行われた。伝統の食文化に触れた学生からは「優しくほっこりする味」との声が聞かれた。 七草はセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(大根)。昆布とかつお節のだしで作ったおかゆに、細かく刻んで塩もみした七草を混ぜ、しょうゆやみりんで味を調えた。 調理実習には約60人が参加し、永平寺町の学生は「なかなか使わない食材も多く、いい経験になった。初めて食べたけれど、くせや苦みもなくおいしかった」と話していた。