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写真：Motor-Fan

KENWOOD『DRV-EM4800（実勢価格：5万4100円/税込）』

音量や画面の明るさ、リヤカメラの角度調整、表示倍率などをタッチパネルで感覚的に操作できる。

リヤカメラはフロントとほぼ同一形状で、もちろんフルHD、HDRにも対応。スモークガラスに対応できる明るさ調整機能も装備している。

道交法の改正により、最近では新車に標準装備されることも多くなったデジタルルームミラー。車室内が映り込まず、カーゴルームに荷物が満載でも後方をしっかり確認できるなどメリットも多いが、広い画角や鏡とは異なる画質に違和感を覚える人も。実は後方確認用のバックカメラやドライブレコーダー用のリヤカメラ、デジタルルームミラー用のリヤカメラでは、それぞれ求められる画質や画角は大きく異なるのだ。そこでJVCケンウッドが導き出した答えが『DRV-EM4800』である。"ハイクリアチューニング"の搭載で相反する命題を高い次元で両立 『DRV-EM4800』は、デジタルルームミラーに求められる自然でクリアな画質と、ドライブレコーダーに求められるナンバープレートなどをしっかり読み取ることができる高い解像度と明るさ。そんな相反するような命題を高い次元で両立する"ハイクリアチューニング"を搭載したデジタルルームミラー型ドライブレコーダーなのだ。 明るさと低ノイズ、色再現性にも優れた裏面照射高感度CMOSセンサーの採用を始め、明暗差の激しいトンネル出入り口などでも明瞭な映像を残せる“HDR”の搭載、運転支援機能付きの車両でも取り付け自由度に優れるセパレートフロントカメラの採用など、従来のデジタルミラー型ドラレコのデメリットをあらゆる面で払拭しているのである。 デジタルミラーとしての使い勝手はトップクラス！ また、使う機会が最も多いであろうデジタルミラーとしての機能性も特筆に値する。大画面12V型IPS液晶は静電タッチパネル対応。フロント・リヤの画面切り替えやバックカメラのアングル調整、画面の輝度や音量調整も感覚的に、指でタッチするだけで行えるのだ。 またデジタルミラーにあまり慣れていない人でも違和感なく使えるよう、6段階の表示画角調整機能を搭載。慣れない内はルームミラーと同等の拡大表示で使用し、状況に応じてより広角の画面に切り替えれば、次第に違和感もなくなり慣れるはずだ。さらにリヤカメラのアングルもタッチ操作で自在にコントロールでき、バックギヤに入れると自動的に事前に設定した下向きの角度にアングルを切り替えることもできる。 あおり運転にも有効な安全運転支援機能も装備 もちろんドライブレコーダーとしての機能も充実している。安全運転支援機能では、斜め後方に車両や障害物が接近するとミラーにアイコンが表示され、音声でも知らせてくれる“斜め後方障害物警告機能”を装備。また、別売の車載電源ケーブル『CA-DR550』（実勢価格：6930円/税込）を装着すれば、最長24時間の駐車時録画が可能になるのだ。 さらに常時録画やタイムラプス動画だけでなく、車両に衝撃が加わったときに作動する衝撃検知モードも搭載。そして何よりうれしいのは、これ1台でデジタルルームミラーとドラレコを兼用できるので、取り付けの手間も省けて、購入予算も抑えられる。これは大きなメリットと言えるだろう。