【巨人】投手王国の一角へ 異国での学びも生かし本格覚醒が期待される20歳のプロスペクト 「待ってるからね!」
リーグ連覇から日本一奪回を目指す巨人において大事なピースとなりそうなのが、投手陣の活躍だ。 【動画】相手に絶望を! 中日守護神マルティネスの快投シーン 2024年シーズンの先発ローテーションにおいては菅野智之が15勝をマークしたことに加え、戸郷翔征も自身初のノーヒットノーランを記録。若きエースとして期待される山崎伊織も2桁勝利を記録。 救援陣においてもアルベルト・バルドナード(26H)、高梨雄平(25H)、新人王にも輝いた船迫大雅(22H)、西舘勇陽(20H)、カイル・ケラー(20H)と5人が20ホールド以上を記録したことも話題を呼んだ。 今季リーグトップのチーム防御率を誇る中で、さらなる上積みとして覚醒が期待されている一人に京本真がいる。 京本といえば明豊高から2021年育成ドラフト7位入団。入団当初から189センチ、80キロの恵まれた体格からなる、右の本格派への期待が高まっていた。 キャンプ、オープン戦でアピールを果たすと、3月に支配下登録。1軍では4登板で防御率3.60。2軍では30試合に登板し、2勝1敗、2セーブ、防御率4.99。 また京本といえば、7月20日に行われたフレッシュオールスター(姫路)の快投も話題を呼んだ。自己最速タイの153キロをマーク、1回を無安打2奪三振無失点と存在感を示した。 そしてオフは豪州ウインターリーグに派遣され、1か月半、腕を磨いた。アデレード・ジャイアンツの一員として6試合に先発し、2勝2敗。目を引いたのは三振率の高さにもある。リーグ2位タイの43三振と剛腕ぶりを発揮したのだ。 巨人の今オフの話題といえば、甲斐拓也のFA移籍に伴い、巨人がソフトバンクに提出したプロテクトリストの内容にも注目が高まっている。 28人と限られた人数の中で果たして20歳のロマン腕はプロテクトされているのか。 ファンの間でも京本に関しては「来季、待っているよ!」という声と同時に「さすがに守られているよね?」と心配する声もあがっている。 果たして来季、1軍マウンドで躍動する姿を見られるか。今後も注目の存在となりそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]