国府宮はだか祭を前に神男が三日三晩の“おこもり”に入る 白米・たくあんと白湯だけで過ごして22日の本番へ
CBCテレビ
2月22日に迫った、天下の奇祭・国府宮はだか祭。祭りを前に、主役の神男(しんおとこ)が、19日夕方、厄落としの「おこもり」に入りました。 【写真を見る】国府宮はだか祭を前に神男が三日三晩の“おこもり”に入る 白米・たくあんと白湯だけで過ごして22日の本番へ ゆっくりと雨の参道を歩きながら、国府宮の儺追殿(なおいでん)に向かう男性。 ことしの神男に選ばれた、長久手市の自営業・大桒佑起(おおくわ・ゆうき)さん(37)です。 下帯姿の男たちが激しい「もみ合い」を繰り広げる、天下の奇祭・国府宮はだか祭。ことしは人数制限やマスク着用制限の無い、4年ぶりの通常開催です。 小学5年生の時から20年以上まつりに参加してきた大桒さんが、初めて神男に志願したのはコロナ禍前の2019年。「もみ合い」が中止になった2021年と22年を除く4度目の挑戦で、今回、神男に選ばれました。 「おこもり」を始める前、神男は俗世間と「縁を切る」必要があると、言い伝えられています。 (大桒さんの父・利仁さん) 「みんなの応援のもと(儺追殿=なおいでん)に無事上がれるように、務めを果たしてきてください」 (神男・大桒佑起さん) 「『(今まで)ありがとうございました』という言葉が先に立つので、全力で頑張ります」 このあと、白装束姿で儺追殿にこもる「おこもり」が、祭り当日の22日まで続きます。 期間中は「神男」の経験者から心構えやしきたりを学び、白米とたくあん、白湯だけの食事で過ごします。
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