将来の寝たきりを防ぐ!「フレイル」と「整形外科疾患」の相互関係を理学療法士に聞く
編集部まとめ
整形外科的な疾患がフレイルの原因となり、フレイルが進行すると整形外科的な疾患のリスクが増大するという双方向の関係があると教えていただきました。中高年世代からの運動習慣がフレイルや整形外科疾患の予防に大変有効であるようです。 一方で、整形外科的な疾患を持つ高齢者が運動をする場合は特に注意が必要で、日常生活の見直しも必要になるかもしれません。本稿が読者の皆様が予防行動を見つけるための一助となりましたら幸いです。
【この記事の監修理学療法士】 牧迫 飛雄馬 さん(理学療法士) 2001年国際医療福祉大学理学療法学科卒業、2009年早稲田大学スポーツ科学学術院博士後期課程修了。国際医療福祉大学病院、リハビリ推進センター株式会社、札幌医科大学特任助教、日本学術振興会特別研究員(PD)、ブリティッシュコロンビア大学(Research Fellow)、国立長寿医療研究センター予防老年学研究部健康増進室長を経て、2017年より現職。日本老年療法学会副理事長、日本転倒予防学会理事など。
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