主人にナイショの「へそくり」が10年分貯まりました。やっぱりみんなはしている? 平均はどれくらい?
家族などには内緒で、自分のためだけにお金を貯める「へそくり」をしている人は、意外と多いです。ただ、預貯金や金融資産よりも、さらには他人に話す機会のないものでもあります。ほかの人がどの程度のへそくりをしているのかや、しているとしたら貯めている金額や期間が気になる人もいるでしょう。 本記事では、へそくりに焦点を当てて、している人の割合や金額、貯めている期間などを紹介します。
へそくりをしている人の割合やへそくり金額
株式会社モデル百貨(長崎県佐世保市)が運営する、主にクレジットカードの情報発信を行う「MoneyGeek」では、2023年7月にへそくりを行っている20~50代の既婚男女1000名を対象とした「へそくりに関する調査」を実施し、結果を公表しています。 それによると、へそくりをしている人の割合は、全体の35%でした。20代は男女ともに30%前後、30~50代は男女ともに40%前後の人がへそくりをしている結果となっています。 この結果をみると、20代から30代になると割合が少し増えますが、それ以降の年代差はさほどみられず、男女差もほとんどありません。 ■気になるへそくり金額は? へそくり額を尋ねたところ、MoneyGeekの調査では、「1万1円~5万円」の金額帯がボリュームゾーンとなっています。全体では17%が、この金額帯でした。 女性に焦点を当ててみると、20代は「1万1円~5万円」が21%、30代では18%と、各年代の割合としては最多となっています。40代になると「1万1円~5万円」は14%となり、「30万1円~50万円」が16%と、もっとも多くなりました。 しかし、50代では再び「1万1円~5万円」が16%で最多ですが、ほぼ同じ割合の15%で「50万1円~100万円」の人も増えています。年代が上がるにつれて、長年貯めてきた効果が高まりますが、徐々にへそくりの格差が出てきているともいえるでしょう。