アルコ神戸・若林エリが引退を発表「最後のプレーやお礼を伝えたい想いがありこのタイミングで発表しました」【現役引退】|女子Fリーグ
アルコ神戸・若林エリが引退を発表「最後のプレーやお礼を伝えたい想いがありこのタイミングで発表しました」【現役引退】|女子Fリーグ
5月12日、アルコ神戸は、今季限りでの若林エリの引退を発表した。
23年間の現役生活で、サッカーとフットサルのタイトルを総なめ
若林は2003年に宝塚バニーズで女子サッカー選手としてキャリアをスタートさせると、さいたまレイナス、浦和レッズレディース時代にはなでしこリーグ優勝や皇后杯準優勝を経験。2010年にはタイリーグのRBAC FCでプレーすると、「日本代表になりたい」という理由からタイでフットサル選手への転向を決意。2011年からアルコ神戸でプレーしている。 若林は自身のX(旧Teitter)にて「今から始まるシーズンを最高の仲間達と最高の景色で終わりたいと思います。みなさん最後まで若林と闘ってください!」と投稿。現役生活最後のシーズンを前に、ファンと共に覚悟をもって戦うことを誓った。 また、クラブの公式HPにて「開幕前のタイミングでの発表となりましたが、私には全国にお世話になった方がいます。その方々に最後のプレーやお礼を伝えたい想いがありこのタイミングでの発表をさせて頂きました」とコメント。開幕前に発表した理由は、より多くの方々に対する感謝の気持ちからだったと語った。 ■アルコ神戸公式HPより このたび、19番 若林エリが2024-2025シーズンをもちまして、現役を引退することになりましたので、お知らせいたします。 【選手名】 若林 エリ (わかばやし えり) 【生年月日】 1985年2月24日生まれ 【出身地】 埼玉県 【ポジション】 ALL 【サッカー歴】 ・1999~2002年:本庄第一高校(全日本高校女子選手権大会3位) ・2003年:宝塚バニーズ ・2004年:さいたまレイナス(なでしこリーグ優勝、埼玉国体優勝、皇后杯準優勝) ・2005年~2009年:浦和レッズレディース(大分国体優勝、なでしこリーグ優勝、皇后杯準優勝) ・2010年:RBACFC(タイリーグ優勝) 【フットサル歴】 ・2010年:RBACFC(タイリーグ優勝) ・2011~現在:アルコ神戸(全日本女子フットサル選手権大会優勝、WFリーグ優勝、地域チャンピオンズリーグ優勝) 【代表歴】 ・2004年:なでしこジャパン候補 ・2011年、2018年:フットサル女子日本代表(ACF準優勝) ■若林エリ コメント この度、私若林エリは今シーズンを持って引退致します事をご報告させて頂きます。 まず、今まで若林エリという人間に関わって下さった全ての皆様ありがとうございました。 30年間のフットボール人生の中で沢山の方々とご縁があり、沢山助けて頂き、応援して頂きました。 本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 開幕前のタイミングでの発表となりましたが、私には全国にお世話になった方がいます。 その方々に最後のプレーやお礼を伝えたい想いがありこのタイミングでの発表をさせて頂きました。 女子Fリーグが今年更に盛り上がる様に、そしてチームには優勝という置き土産ができる様、私自身、毎試合全身全霊で闘います。 最後に尊敬する母。 サッカーを始めてからずっと応援をして頂きました。 事後報告ばかりの娘を暖かく見守り応援してくれたからこそのびのび楽しくここまでやってきました。本当にありがとうございました。 シーズンが始まればあっという間に時は過ぎると思います。 皆様、是非若林の最後を応援して頂けると幸いです。 では、会場でお会いできることを楽しみにしております! 本当にありがとうございました。