パク・シネ、“美しい涙”で視聴者を魅了 “超人アクション”も披露「痛快!」「かっこいい!」と話題<悪魔なカノジョは裁判官>
「美男<イケメン>ですね」(2009年)や「ドクタースランプ」(2024年)で知られる韓国の国民的人気女優パク・シネが主演を務める韓国ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」が佳境を迎えている。10月19日までに配信された第9、10話では、ビンナ(シネ)がハン・ダオン(キム・ジェヨン)を思って涙をこぼすシーンが激増。一方で、ビンナが悪魔相手に強烈なアクションを披露する場面もあり、アクション女優としての実力の高さも証明した。(以下、ネタバレがあります) 【写真】いつまでもかれんな魅力…!パク・シネの美スタイル際立つ全身ショット ■ビンナとダオンが共闘関係を結ぶ 「悪魔なカノジョは裁判官」は、悪魔が取りついた裁判官・ビンナと捜査一課の刑事・ダオンが繰り広げるコミカル・ファンタジー・アクション。第8話でダオンの母親代わりだったキム・ソヨン刑事(キム・ヘファ)が殉職したことを受け、続く第9、10話では、犯人を追うためビンナとダオンが共闘関係を結ぶ展開が描かれている。 大切な人を殺され、やり場のない怒りにかられたダオンは8話ラストでとうとう、警察官である自分と決別。ビンナに「俺と手を組もう。犯人を見つけたら俺がぶっ殺す!」「俺がそいつを殺したら、あんたが俺を地獄に送れ。喜んで命を差し出す」と伝え、復讐(ふくしゅう)魔となった。その姿に訳も分からず胸が締め付けられたビンナは、胸を押さえながら涙をこぼした。 ■ダオンが家族を殺された日の生々しい記憶を打ち明ける そして、続く9話ではダオンに寄り添うビンナの感情の高ぶりが加速する様子が描かれた。 ソヨンの警察葬に参列したビンナは、土砂降りの中でダオンが号泣しながら犯人に対する怒りをぶちまける姿に胸が締め付けられ、また涙。涙は土砂降りの雨にかき消されたものの、様子のおかしいビンナに気付いた後輩悪魔のイ・アロン(キム・アヨン)は、ビンナが恋をしているのでは…と疑い始める。 さらに、ダオンが家族を殺された日の生々しい記憶を打ち明ける場面でも、淡々と当時の状況を語るダオンの孤独に心の奥深くで共鳴したのか、一筋の清らかな涙がビンナの頬を伝った。 ■ビンナとダオンの切ない関係が視聴者を魅了 悪魔にあるまじきことに、明らかに“涙もろく”なっているビンナだが、恋した経験も涙を流した経験もないビンナには、その涙の意味が分からない。 ダオンに思いを寄せ、ダオンを守りたいという気持ちに駆られるビンナ。だが、もしダオンがソヨンを殺した犯人を殺せば、ビンナはダオンを悪魔裁判で葬らなければならない。反対にビンナが犯人を殺せば、警察であるダオンが彼女を捕まえなければならない。 どちらに転んでも苦しい2人の関係に「切ない!2人はどこに向かっていくの?見たいけど見たくない…」と感動の声が上がり、ビンナが顔をゆがめることなくこぼす涙の美しさには「ダオンを思って流すビンナの涙が尊すぎる」「ビンナに人間の感情が生まれて、表情が変わっていく姿。パク・シネちゃん、本当にうまい」と、演じるシネを絶賛する声も上がった。 ■かっこいい“悪魔”アクションに喝采の声続出 一方で、“悪魔”としての圧倒的パワーは健在。第10話では、ダオンを連れ去った悪魔と直接対決する場面で強烈なパンチやコンクリートを突き破るほどのキック、さらには悪魔の剣を使ったソードアクションまでありとあらゆるアクションを披露し、アクション女優としての実力も存分に発揮した。相手を片手で投げ飛ばした後、その手で髪を無造作にかきあげる姿もキマっている。 いとおしい相手を思ってこぼすピュアな涙から人間離れしたアクションシーンまで、シネの多彩な魅力があふれた第9、10話に「パク・シネちゃんのアクションかっこいい!」「気持ちいいほどの怪力」「悪魔のアクションが痛快で何度でも見たくなる」と喝采の声が上がった。 「悪魔なカノジョは裁判官」は、ディズニープラスのスターにて毎週金・土曜に1話ずつ配信中(全14話)。2人の切ない関係性に注目する声のほか、10話ラストで危険に晒され、11話の予告映像にも登場していないダオンの身を案じる声も上がっている。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部