「空中庭園」で外国人にも大人気の『梅田スカイビル』 “推し活の聖地”として注目 地下に秘密の“動物園”【大東駿介の発見!てくてく学】
■地下には昭和の街並みレストランと「現代アートギャラリー」
地下にある「滝見小路(たきみこうじ)」は、昭和初期の街並みを再現したレストラン街。行列のできるお好み焼きの名店「きじ」をはじめ、18の店舗がそろっています。 それから梅田スカイビル運営事業部の高瀬奈々さんが、地下にある「現代アートギャラリー」を特別に案内してくれました。普段は職員しか入ることができない場所に、「20世紀を代表するアートの流れが分かる作品が約30点」展示されているのだそうです。 美術展好きの大東さんは大興奮。「ちょっと待って。フランシス・ベーコン。俺大好きです。鳥肌立ったわ」 そんな貴重なアートギャラリーをじっくりと見学できるツアーがあります。ガイドの解説を聞きながらアート鑑賞ができるだけでなく、39階の中華料理店で本格広東料理のランチコース、さらに空中庭園のチケット付きで、所要時間約2時間30分、料金は9900円からとなっています。
■さらに地下2階「マシンズー」=「機械の動物園」
地下にもうひとつ驚きの「動物園」があると高瀬さんから情報が。地下2階へ行くと「マシンズー」と呼ばれている機械室がありました。梅田スカイビルを含む周辺エリアに、電気や熱エネルギーを24時間休まず供給する、いわば心臓部。ここで働く人たちの、疲労を和らげるため、施設の中は動物園に見立てたカラフルなペイントが施されています。 そして機械の特徴を動物に例えて、それぞれにかわいいニックネームが付けられています。例えば非常用発電機は「スリーピングライオン」と名付けられ、普段は眠っていますが、阪神・淡路大震災の時に一度だけ目覚めたのだそうです。 無機質な機械室のイメージが一変し、企業の研修や学校の社会見学なども行われているそうです。 【大東駿介さん】「スカイビルは、デザインは何のためにあるのか、すごく向き合っている建物やったんや」 (関西テレビ「newsランナー 大東駿介の発見!てくてく学」 2024年12月5日 木曜日放送)