【阪神】鷹に力負けの2連敗 4位転落 交流戦は5カード負け越し...初回に明暗 ビーズリーが近藤に痛恨3ラン被弾 打線は8安打も2得点
■プロ野球 交流戦 ソフトバンク6ー2阪神 (15日 みずほPayPay) 阪神はソフトバンクに2連敗、交流戦は西武戦以外5カード全て負け越し、30勝30敗4分の勝率5割となった。巨人が日本ハムに勝ち、DeNAは31勝31敗1分で4位に転落した。初回に無死二塁の好機に無得点、直後に先発・ビーズリーが近藤に9号3ランを浴びた。ビーズリーは5回途中6失点で今季は初黒星。打線は相手を上回る8安打も10残塁で2得点に終わった。 近本を13試合ぶりに1番に復帰。スタメンは1番センター・近本、2番セカンド・中野、3番ライト・森下、4番サード・佐藤輝、5番DH・前川、6番ファースト・糸原、7番レフト・ノイジー、8番ショート・木浪、9番キャッチャー・梅野のオーダーを組んだ。 ソフトバンクの先発・東浜に1回、近本が三内安打に今季10個目の盗塁を決める。中野は左飛、森下は空振り三振、佐藤輝は右飛で先制できず。 先発・ビーズリーは今季5度目の登板、試合前まで3勝0敗、防御率0.69。前回の6月8日・西武戦(甲子園)は9回を119球、4安打無失点で来日初完投初勝利を挙げた。 ビーズリーは1回、周東に中安打に二盗を決められる。今宮に四球、栗原の犠打で1死二・三塁から山川を空振り三振も近藤に左中間スタンドへ9号3ランを放り込まれ先制された。 2回の攻撃は1死から糸原が四球もノイジーは遊ゴロ、木浪は右飛に終わった。3回は梅野が空振り三振、近本は見逃し三振、中野は中飛と走者を出せない。 ビーズリーは2、3回は危なげなく無失点抑える。4回の攻撃で2死から前川が左安打も糸原は二ゴロと続けない。 5回の攻撃も1死から木浪が投内安打も梅野は見逃し三振、近本は投ゴロと快音響かず。するとビーズリーは5回、先頭・笹川にライトスタンドへプロ初本塁打のソロを叩き込まれ、0ー4となる。 さらに1死から周東に四球、今宮にライトへヒットを飛ばされると森下がファンブル。スタート切っていた周東に一気に本塁に還られ、0ー5となりビーズリーは降板。代った富田が山川にレフトオーバーのツーベースを弾き返され、0ー6となる。 ビーズリーは4回1/3を86球、5安打3四球3奪三振の6失点(自責5)で今季初黒星。 6回の攻撃で中野のヒットと佐藤輝のツーベースで1死二・三塁とすると前川の一ゴロ間に1点を返す。 6回は3番手・島本が柳町、甲斐、笹川を3人で抑えた。7回の攻撃は相手2番手・杉山にノイジーが四球、バッテリーミスで無死二塁に。木浪は空振り三振、梅野も空振り三振、近本は左飛に倒れた。 7回は4番手・浜地が廣瀨、周東、今宮と三者凡退に抑えた。 8回の攻撃は中野は四球、森下が左安打で無死一・二塁も佐藤輝は左飛、前川は二直も糸原がセンターへタイムリーを放ち、2ー6となる。なお2死一・二塁でノイジーは空振り三振に倒れた。 8回は5番手・漆原が2死から近藤、代打・中村晃に連続四球を与えるが甲斐を抑え無失点に抑える。 9回は攻撃は木浪が死球で代走・小幡、梅野が中安打で無死一・二塁から近本は中飛、中野は空振り三振、森下も二飛に凡退して試合終了。