「蹴球だるま」いかが 藤枝だるまをアレンジ サッカーのまち100周年事業 6日発売
藤枝市観光協会は6日、市制施行70周年とサッカーのまち100周年記念事業の一環で、市の伝統工芸品「藤枝だるま」を「蹴球だるま」として発売する。藤枝のサッカー文化を発信するツールとして製作した。 サッカーボールをモチーフにした模様の白と藤色の2色を用意した。高さ9センチの手のひらサイズで、正面に「必勝」、背面に「蹴球」と記した。土産品としての需要を見込む。 工芸品の藤枝だるまは8の字のもみあげが特徴で、かつては市内の内田だるま店で製作されていた。現在は作り手不在のため、今回は周年を記念し、群馬県高崎市の職人が再現した。 観光協会の担当者は「サッカー上達や必勝祈願、合格祈願、商売繁盛、恋愛成就の縁起物として、そばに置いてほしい」と話す。 市民文化会館と市観光案内所で取り扱う。税込みで1個1500円、2色セット2800円。
静岡新聞社